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勝手に選出! 前半戦各球団のMVP

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前半戦MVP級の活躍を見せたソフトバンクの柳田悠岐(左)とDeNAの筒香嘉智(右)©BASEBALLKING
 3月27日に開幕したプロ野球だが、7月15日に前半戦が終了した。前半戦を振り返ると、高卒2年目の森友哉(西武)がレギュラーに定着し二桁本塁打を放てば、3年目の大谷翔平(日本ハム)は12球団1番乗りで二桁勝利をマークするなど、若手の活躍が目立った。ベテランも阪神を自由契約になった新井貴浩が広島の4番に定着し、福留孝介(阪神)も復活を印象付けた。そこで、前半戦の各球団のMVPを選出していきたい。

●ソフトバンク
柳田悠岐
前半戦成績:81試 率.367 本17 点52
→開幕から打撃好調で打率.367(リーグ2位)、17本塁打(リーグ5位)と3番打者として、首位を快走するチームを引っ張った。打撃だけでなく足でも16盗塁(リーグ3位)を決めている。個人記録では、トリプルスリーも狙えそうだ。

●日本ハム
大谷翔平
前半戦成績:13試 10勝1敗 防1.43(投)
前半戦成績:41試 率.185 本3 点12(野)
→二刀流の3年目は、野手ではあまりチームに貢献できなかったが、投手ではリーグを代表する投手に成長した。自身開幕7連勝を記録するなど、前半戦は12球団唯一の二桁勝利をマーク。日本ハムの前半戦を支えた1人だ。

●西武
中村剛也
前半戦成績:85試 率.290 本26 点85
→秋山翔吾が年間230安打を超えるペースで安打を量産しているが、ポイントゲッターの中村の活躍も素晴らしかった。近年は故障で出遅れることが多かったが、今年は開幕から出場し、前半戦はリーグトップの26本塁打を記録。2年連続本塁打王獲得へ後半戦の活躍に期待がかかる。

●ロッテ
清田育宏
前半戦成績:69試 率.322 本9 点35
→6年目にして大ブレイクを果たした清田は、前半戦チームMVPの活躍。4月下旬からスタメン定着し、5月9日西武戦から6月9日中日戦にかけて23試合連続安打を記録。前半戦最終戦となった7月15日オリックス戦では、故障した今江敏晃に代わって4番で出場した。

●楽天
松井裕樹
前半戦成績:36試 2勝1敗19S 防0.63
→開幕前は守護神候補のミコライオに繋ぐセットアッパーの役割を期待されていたが、ミコライオの故障で抑えを任された松井裕樹。この起用がハマる。開幕からセーブを重ねていき、長年課題とされていた守護神問題を解決。リーグ4位の19セーブを挙げるなど、チームに欠かせない存在感を示している。

●オリックス
ディクソン
前半戦成績:16試 8勝7敗 防2.22
→エース・金子千尋が故障し、優勝候補と呼ばれながら開幕から躓いたオリックスの中、リーグ2位の防御率2.22、8勝をマークした。打線の援護に恵まれなかった試合もあり、リーグワーストの7敗を喫しているが、ディクソンがいなければ、さらにチームは負けが込んでいたかもしれない。

●DeNA
筒香嘉智
前半戦成績:80試 率.338 本13 点56
→横浜高の先輩・石川雄洋に代わり主将に任命された筒香。開幕から4番に座り、チームの軸として、前半戦首位で折り返したチームを引っ張った。打率.338(リーグ1位)、13本塁打(リーグ5位)、56打点(リーグ2位)と三冠王を狙える位置にいる。

●巨人
菅野智之
前半戦成績:15試 7勝6敗 防1.73
→昨季終盤に右肘を痛めた菅野は、肘の不安を感じさせない投球を見せた。防御率はリーグ唯一の1点台(1.73)、完投数も大野雄大(中日)に次ぐ4完投とエースの役目を果たした。一方で負け数が、前半戦で早くも自己ワーストタイの6敗を喫しており、優勝争いが激化する後半戦は白星を積み重ねていきたい。

●阪神
福留孝介
前半戦成績:82試 率.275 本15 点45
→阪神に入団した13年からの2年間はファンから『不良債権』と呼ばれるなど苦しい時期もあったが、今年は主力が打撃不振に陥る中、1人気を吐いた。特に3番に打順変更してからは、打率.333、7本塁打12打点と調子を上げている。

●ヤクルト
バーネット
前半戦成績:33試 1勝0敗21S 防0.49
→昨季はチーム防御率リーグワーストと投手陣で苦しんでいだが、リリーフ陣は前半戦、救援防御率2.27とリーグトップの成績。リリーフ陣を支えたのが守護神のバーネット。近年は精彩を欠いていたが、今季は開幕から23試合連続無失点を記録など、33試合に登板して21セーブ、防御率0.49と抜群の安定感を誇った。

●広島
新井貴浩
前半戦成績:69試 率.295 本4 点42
→阪神を自由契約となり8年ぶりに広島に復帰した新井は、入団当初は代打での出場に限られると思われた。しかし、昨季本塁打王のエルドレッド、グスマンと故障者が相次ぎ、新井に出番が回ってくる。新井は期待に応え、前半戦チーム最多の42打点をマーク。得点圏打率はリーグトップの.393を記録した。

●中日
大野雄大
前半戦成績:17試 9勝4敗 防2.13
→前半戦最下位に終わった中日のなかで、大野雄大の安定感は抜群だった。13年と14年は3、4月、未勝利に終わったが、今季は2勝を挙げた。5月には4勝をマークし、月間MVPに輝き、昨季までのような不安定な投球が少なくなり、エースへの階段を上り始めている。
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