ニュース 2015.07.16. 12:20

首位ターンならCS進出率は95%!しかし今年は… 前半戦成績と最終順位をくらべてみました

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大逆転で前半戦を首位で折り返したDeNA。悲願のCSへ心強いデータも… ©BASEBALLKING
 15日の試合をもってオールスター前の全日程を消化し、いわゆる“前半戦”の戦いが終わったプロ野球2015年シーズン。

 パ・リーグではソフトバンクが最後の試合で両リーグ最速の50勝到達を決めるという見事な締めくくりを飾った一方、セ・リーグは全チーム貯金なしで前半戦を終えるという異常事態。最終的にはDeNAが大逆転で98年以来となる17年ぶりの首位ターンを決めた。

 ここでは過去10年間を振り返り、前半戦終了時点での順位とシーズン最終順位を比較。気になる共通点や傾向などを調べてみた。

 まず注目したのが、首位ターンを決めたチームの優勝確率。夏場の厳しい戦いを乗り越え、そのまま逃げ切ってペナントを制したチームはどのくらいあるのか。

 過去10年間、セ・パ合わせて20の前半戦首位チームのうち、そのまま優勝まで掴んだというチームは11。確率にして55%という結果が出た。特にセ・リーグは巨人が3連覇中であるが、いずれも前半戦を首位で折り返しての優勝となっており、その傾向は3年続いている。

 また、前半戦を首位で終えたチームの「クライマックス・シリーズ(CS)進出率」、つまり「3位以内率」は20チーム中19チームで95%。近年の傾向でいくと、優勝こそ逃したとしても、CSにはほぼほぼ進むことができるというデータがある。

 これは現在12球団で唯一CSに出場したことがないDeNAにとっては朗報であるが、今年のセ・リーグは歴史的な大混戦。首位から4位までの差が1.5ゲームしかなく、最下位まででも4ゲームの差しかない。今年のセ・リーグに限っては、このデータを信じきるのは危険だと言える。

 最後に、前半戦でBクラスに終わったチームの“逆転CS”への確率も調査。過去10年でセ・パ合わせて9チーム、確率は45%という結果が出た。

 9チーム中6チームがパ・リーグのチームというのが特徴的で、2011年の西武のように前半戦最下位からCSを勝ち取ったという例もあり、前半戦でつまずいたチームにもまだまだ希望は残されている。

 後半戦が幕を開けると、残りは2カ月とちょっと。今年はどんなドラマが待ち受けているのか、今からたのしみだ。
 

☆ 過去10年間の傾向
・首位ターンの優勝確率=55%
・首位ターンの3位以内率=95%

・2014年
<セ>
前半:巨 神 広 中 De ヤ
最終:巨 神 広 中 De ヤ

<パ>
前半:オ ソ 日 ロ 西 楽
最終:ソ オ 日 ロ 西 楽

・2013年
<セ>
前半:巨 神 中 De 広 ヤ
最終:巨 神 広 中 De ヤ

<パ>
前半:楽 ロ 西 日 ソ オ
最終:楽 西 ロ ソ オ 日

・2012年
<セ>
前半:巨 中 広 ヤ 神 De
最終:巨 中 ヤ 広 神 De

<パ>
前半:ロ 日 楽 ソ 西 オ
最終:日 西 ソ 楽 ロ オ

・2011年
<セ>
前半:ヤ 中 神 巨 広 横
最終:中 ヤ 巨 神 広 横

<パ>
前半:ソ 日 ロ 楽 オ 西
最終:ソ 日 西 オ 楽 ロ

・2010年
<セ>
前半:巨 神 中 ヤ 広 横
最終:中 神 巨 ヤ 広 横

<パ>
前半:西 ソ ロ 日 オ 楽
最終:ソ 西 ロ 日 オ 楽

・2009年
<セ>
前半:巨 中 ヤ 広 神 横
最終:巨 中 ヤ 神 広 横

<パ>
前半:日 ソ 西 楽 ロ オ
最終:日 楽 ソ 西 ロ オ

・2008年
<セ>
前半:神 巨 中 ヤ 広 横
最終:巨 神 中 広 ヤ 横

<パ>
前半:西 日 ソ オ ロ 楽
最終:西 オ 日 ロ 楽 ソ

・2007年
<セ>
前半:中 巨 横 神 ヤ 広
最終:巨 中 神 横 広 ヤ

<パ>
前半:日 ロ ソ 西 楽 オ
最終:日 ロ ソ 楽 西 オ

・2006年
<セ>
前半:中 神 ヤ 広 巨 横
最終:中 神 ヤ 巨 広 横

<パ>
前半:西 ソ 日 ロ オ 楽
最終:日 西 ソ ロ オ 楽

・2005年
<セ>
前半:神 中 横 ヤ 巨 広
最終:神 中 横 ヤ 巨 広

<パ>
前半:ソ ロ オ 西 日 楽
最終:ロ ソ 西 オ 日 楽

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