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本命不在…パ・リーグの新人王争いはどうなる?

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規定打席不足ながら打率3割を超えるオリックスの西野真弘©BASEBALLKING
 20日から後半戦がスタートした。今後プロ野球は、優勝、CS、タイトル、新人王争いが今以上に激しさを増していく。そこで、本命不在のパ・リーグ新人王争いを見ていきたい。

 新人王の資格は、ルーキーだけでなく、海外のプロ野球リーグに参加した経験のない選手のうち、支配下選手に初めて登録されてから5年以内、前年までの出場が投手は30イニング以内、野手は60打席以内の選手も対象となっている。

 ルーキーの中で、最も活躍しているのは、オリックスの西野真弘。ドラフト7位入団ながら開幕一軍を勝ち取ると、4月下旬からレギュラーでの出場が増え、5月は月間打率.344を記録。規定打席不足ながら打率は3割を超え、新人王最有力候補だったが、『右有鉤(ゆうこう)骨骨折』で、現在は離脱中。

 投手ではドラフトで4球団競合の末、日本ハムに1位入団した有原航平は故障で出遅れたものの、ここまで4勝をマーク。しかし、7月11日の西武戦、2回5失点でノックアウトされるなど、打ち込まれる場面が多く防御率5.79と精彩を欠いている。

 ルーキーたちは今ひとつ結果を残せていないこともあり、新人王資格を持つ2年目以降の選手たちにもチャンスがありそうだ。日本ハムの岡大海は、打率.242だが、4本塁打26打点、16盗塁の成績。打率は低いが、本塁打と打点は西野を上回っている。

 ソフトバンク・二保旭も新人王候補の一人。二保はプロ7年目ではあるが、育成選手で入団し、支配下登録されたのがプロ4年目の2012年。支配下選手に初めて登録されてから5年以内、一軍で30イニング以上投げていないので、新人王の資格を持つ。今季は22日終了時点で29試合に登板して、5勝1敗、防御率3.00の成績を残している。

 ただ、目立った活躍している選手が少なく、00年以来、パ・リーグの新人王該当選手なしの可能性もある。00年のルーキーたちは、近鉄の鷹野史寿は86試合に出場して、6本塁打31打点、同じく近鉄の前田忠節は100試合に出場。投手ではオリックスの岩下修一が44試合に登板し、ロッテの清水直行は3勝を挙げたが、新人王受賞した選手は誰もいなかった。

 今季もパ・リーグから新人王獲得する選手は出てくるのか。それとも、15年ぶりに該当者なしになるのか。新人王有資格者の今後の活躍に注目したい。

パ・リーグ新人王有資格者の主な成績

西野真弘(オリックス)
成績:57試 率.304 本3 点22

有原航平(日本ハム)
成績:9試 4勝4敗 防5.79

岡大海(日本ハム)
成績:75試 率.242 本4 点26

二保旭(ソフトバンク)
成績:29試 5勝1敗 防3.00

※成績は7月22日時点
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