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投手は特に災難続き…今シーズン相次ぐ“呪われたバースデー”

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今年は特に先発投手で“バッッド・バースデー”が多い? ©BASEBALLKING
 どの選手にも平等に、一年に一度必ず訪れる記念日といえば誕生日。自らがこの世に生を受けた日に試合があり、その試合に出場することができ、かつ活躍するというのは様々な巡り合わせが必要になってくる。

 今年は中日の藤井淳志が鮮烈な活躍を見せて話題になった。年に数回しかない地元・豊橋開催の試合の日がちょうど誕生日という時点でなにか“持ってる”予感を漂わせていたが、その5月20日の試合でスタメン出場こそならなかったものの、6回二死二塁の場面で代打で登場するといきなり適時打をマーク。さらに1点差で迎えた7回、二死二三塁のチャンスではレフトスタンドへの逆転3ランを放った。

 途中出場で2安打4打点の大暴れに「これだけいい結果が出るとは思わなかった。豊橋大好きです!」と叫び、地元を熱狂の渦に巻き込んだ。

 しかし、誕生日をド派手な活躍で祝うことができるのはほんの一握り。今シーズンはむしろ苦しいバースデーの方が多いくらいだ。

 昨日22日の試合では、札幌で日本ハムの浦野博司が“バースデー先発”。しかし、1カ月ぶりの一軍登板となった男は初回にいきなり5点を失うと、2回にも2イニング連続の一発を浴びるなどアウト4つでKO。後続も打たれ、結局2回途中9失点の大炎上バースデーとなってしまった。

 また、甲子園では選手ではないが巨人の原監督が57歳のバースデーゲームに臨んだ。後半戦最初のカードが“伝統の一戦”で、その勝ち越しをかけた大事な一戦になったが、初回に二死満塁からセンターの立岡宗一郎がライナー性の打球の判断を誤り、頭上を越される間に走者が全員生還。記録は新井良太の適時二塁打となったが、よーいドンでいきなり3失点のプレゼントを味方からもらうはめになった。

 結局試合も初回の3失点が響いて2-4で敗戦。カード負け越しが決定し、順位も一気に3位まで転落した。

 その他にも、1年目からバースデー登板を果たした巨人のルーキー・高木勇人は、初回先頭からの2者連続被弾などでプロ最短の3回5失点KO負け。広島の野村祐輔もプロ4年目にして初のバースデー登板で4回途中5失点KO。さらにDeNAの山口俊も4回4失点KOとバースデー登板の投手たちが相次いでKOされるという事態も起こっている。

 自らの記念日に用意された晴れ舞台で輝く選手は現れるか…。後半戦は選手の誕生日にも注目だ。

【誕生日を飾れなかった人々】
● 野村祐輔(広島)
誕生日:1989年6月24日(26歳)
・6月24日 vs阪神=3回1/3 8安打1四球5失点
 → 初回に1点を失うと、4回には投手の能見にも適時打を浴びるなど5失点でKO。

● 桂依央利(中日)
誕生日:1991年7月9日(24歳)
・7月9日 vs阪神=11回の守備から途中出場
 → マスクを被った11回に、制球の定まらない福谷浩司を制御できず。一死満塁から最後は全く構えたところに来なかった投球も記録は捕逸となり、サヨナラの走者の生還を許した。

● 山口俊(DeNA)
誕生日:1987年7月11日(28歳)
・7月11日 vsヤクルト=4回 6安打2四球4失点
 → 援護を受けながら4回に押し出しと適時打2本で4失点。

● 高木勇人(巨人)
誕生日:1989年7月13日(26歳)
・7月13日 vsDeNA=3回 8安打5失点
 → 初回先頭から2者連続で被弾するなど、2回までに相手の1・2番に4打点を許してプロ最短KO。

● 浦野博司(日本ハム)
誕生日:1989年7月22日(26歳)
・7月22日 vs楽天=1回1/3 5安打4四球9失点
 → 初回から制球が定まらず、いきなり5失点。2イニング連続で被弾し、なおも2者連続で四球を与えたところで降板を告げられた。最終的には失点・自責ともに9。

● 原辰徳(巨人)
誕生日:1958年7月22日(57歳)
・7月22日 vs阪神=2-4で敗戦。
 → 初回にミスからいきなり3点のビハインドを背負う苦しい展開に、反撃も2点まで。カード負け越しで、首位から一気に3位へと転落した。
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