21日からセンバツ高校野球が始まった。プロ野球で活躍する選手たちもエースや主軸として甲子園出場を目指し戦っていたが、なかには高校時代控えだった選手もいる。
05年に行われた第77回センバツ高校野球大会で全国制覇した愛工大名電高の中にも、控え投手からプロの舞台で活躍している選手がいる。背番号『10』を付けていた3年の十亀剣(西武)だ。十亀は準々決勝まで1度も登板機会が巡ってこなかったが、神戸国際大付高との準決勝でマウンドに上がっている。
この試合、2点を追う6回に4点を奪い逆転したその裏から十亀は登場。6回にいきなり1死満塁の場面を作ったが、空振り三振と左飛に抑えピンチを切り抜けた。十亀は6回からの4イニングを1失点に抑え、決勝進出に大きく貢献したが、センバツではこの1試合の登板に終わっている。高校卒業後は、日大、JR東日本でプレーし11年ドラフト1位で西武に入団した。
その他にも、現在メジャーで活躍する上原浩治(レッドソックス)は、東海大仰星高時代、エースに建山義紀(元日本ハム)がいたため、外野兼控え投手。8年ぶりに日本球界に復帰した黒田博樹(広島)も上宮高校時代は控え投手だった。さらにWBCで2度の世界一に貢献した渡辺俊介も国学院栃木時代、小関竜也(元西武など)がいたため、エースにはなれなかった。
現在控えの高校球児の中から、将来プロ野球選手として活躍する選手が出てくることを期待したい。
05年に行われた第77回センバツ高校野球大会で全国制覇した愛工大名電高の中にも、控え投手からプロの舞台で活躍している選手がいる。背番号『10』を付けていた3年の十亀剣(西武)だ。十亀は準々決勝まで1度も登板機会が巡ってこなかったが、神戸国際大付高との準決勝でマウンドに上がっている。
この試合、2点を追う6回に4点を奪い逆転したその裏から十亀は登場。6回にいきなり1死満塁の場面を作ったが、空振り三振と左飛に抑えピンチを切り抜けた。十亀は6回からの4イニングを1失点に抑え、決勝進出に大きく貢献したが、センバツではこの1試合の登板に終わっている。高校卒業後は、日大、JR東日本でプレーし11年ドラフト1位で西武に入団した。
その他にも、現在メジャーで活躍する上原浩治(レッドソックス)は、東海大仰星高時代、エースに建山義紀(元日本ハム)がいたため、外野兼控え投手。8年ぶりに日本球界に復帰した黒田博樹(広島)も上宮高校時代は控え投手だった。さらにWBCで2度の世界一に貢献した渡辺俊介も国学院栃木時代、小関竜也(元西武など)がいたため、エースにはなれなかった。
現在控えの高校球児の中から、将来プロ野球選手として活躍する選手が出てくることを期待したい。