春先打撃不振で苦しんでいた昨季の首位打者・マートン(阪神)が、調子を上げてきた。
8月4日から6日かけて行われた広島との3連戦では、打率.643(14打数9安打)1本塁打2打点と打ちまくった。5日の試合では今季初の4安打をマーク。打率も.287まで上昇し、打率3割も見えてきた。
来日1年目の10年に日本新記録となるシーズン214安打を放ち、昨季は自身初の首位打者のタイトルを獲得した安打製造機。今季も、変わらぬ働きを見せると思われた。しかし、開幕すると昨季首位打者を獲得した面影はなく、4月が終了した時点で打率.250。昨季3.4月終了したときの打率が.365だったことを考えると、明らかにスタートダッシュに失敗した。
5月に入っても一向に調子が上がらず、スタメン落ちも経験。マートンの起爆剤として、6月17日には第6の外国人としてペレスが加入した。ペレスの入団で、マートンの尻に火が付いたのか20日のヤクルト戦から7月1日のヤクルト戦にかけて8試合連続安打。2カ月(6月と7月)連続で、月間打率.3割を記録した。
本来の姿を取り戻したマートンは、後半戦に入ってから14試合に出場して打率.340。春先の鬱憤を晴らすかのように打ちまくる。昨季は8月以降、打率.348をマークした良いデータもある。3年連続打率3割を記録するとともに、10年ぶりのリーグ優勝に導く活躍ができるだろうか。
5月:24試 率.242 本0 点6
6月:17試 率.328 本2 点5
7月:22試 率.301 本3 点18
8月:5試 率.476 本1 点2
8月4日から6日かけて行われた広島との3連戦では、打率.643(14打数9安打)1本塁打2打点と打ちまくった。5日の試合では今季初の4安打をマーク。打率も.287まで上昇し、打率3割も見えてきた。
来日1年目の10年に日本新記録となるシーズン214安打を放ち、昨季は自身初の首位打者のタイトルを獲得した安打製造機。今季も、変わらぬ働きを見せると思われた。しかし、開幕すると昨季首位打者を獲得した面影はなく、4月が終了した時点で打率.250。昨季3.4月終了したときの打率が.365だったことを考えると、明らかにスタートダッシュに失敗した。
5月に入っても一向に調子が上がらず、スタメン落ちも経験。マートンの起爆剤として、6月17日には第6の外国人としてペレスが加入した。ペレスの入団で、マートンの尻に火が付いたのか20日のヤクルト戦から7月1日のヤクルト戦にかけて8試合連続安打。2カ月(6月と7月)連続で、月間打率.3割を記録した。
本来の姿を取り戻したマートンは、後半戦に入ってから14試合に出場して打率.340。春先の鬱憤を晴らすかのように打ちまくる。昨季は8月以降、打率.348をマークした良いデータもある。3年連続打率3割を記録するとともに、10年ぶりのリーグ優勝に導く活躍ができるだろうか。
マートンの月別成績
3、4月:27試 率.250 本0 点105月:24試 率.242 本0 点6
6月:17試 率.328 本2 点5
7月:22試 率.301 本3 点18
8月:5試 率.476 本1 点2