02年から12年まで11年連続Aクラス入りした中日。その間、4度のリーグ優勝、日本一に輝き黄金時代といえた。しかし、13年から2年連続Bクラス。今季は最下位に沈むなど、数年前まで毎年優勝したチームとは思えない程、低迷している。
その中でも、中日を自由契約となり、巨人へ移籍した選手たちの活躍が目立つ。巨人はリーグ3連覇中で、選手層も厚く出場のチャンスが難しくなるのではないかと思われたが、井端弘和、堂上剛裕、吉川大幾の3人はチームに欠かせない存在感を発揮している。
5月で40歳となった井端は中日時代、セカンドの荒木雅博とともに“アライバコンビ”として強い中日を代表する選手だった。13年オフに自由契約となり、巨人へ移籍。巨人ではショートやセカンドだけでなく、サード、ファーストもこなすユーティリティープレーヤーとして重宝されている。打率は.222も、故障者が多いチーム事情の中、ここまでチーム3位の84試合に出場。数字以上の貢献を見せている。
堂上剛裕は中日時代、代打の切り札として活躍する時期もあったが、昨季は一軍出場がわずか6試合と結果を残すことができず戦力外通告を受けた。育成選手として巨人と契約を結ぶと、春季キャンプ中に支配下登録。その直後に、骨折する不運に見舞われるも、5月12日に一軍昇格。同日の広島戦でエース前田健太から2安打1打点の活躍。6月は月間打率.345をマークした。
吉川大幾は中日時代、PL学園の大先輩・立浪和義氏が現役時代付けた『3』を背負い期待を受けていたが、練習態度に問題があり、高校卒業4年で戦力外通告。今季から巨人に加入し、28試合に出場して打率.228と今ひとつだが、体調不良の坂本勇人に代わってスタメン出場した8月4日のヤクルト戦で、2安打1打点と見事に代役を果たした。
井端、堂上、吉川の3人は、今後も巨人の勝ちに貢献できるか注目だ。
今季成績:84試 率.222 本1 点15
堂上剛裕
今季成績:36試 率.278 本2 点9
吉川大幾
今季成績:28試 率.219 本0 点2
※成績は8月4日終了時点
その中でも、中日を自由契約となり、巨人へ移籍した選手たちの活躍が目立つ。巨人はリーグ3連覇中で、選手層も厚く出場のチャンスが難しくなるのではないかと思われたが、井端弘和、堂上剛裕、吉川大幾の3人はチームに欠かせない存在感を発揮している。
5月で40歳となった井端は中日時代、セカンドの荒木雅博とともに“アライバコンビ”として強い中日を代表する選手だった。13年オフに自由契約となり、巨人へ移籍。巨人ではショートやセカンドだけでなく、サード、ファーストもこなすユーティリティープレーヤーとして重宝されている。打率は.222も、故障者が多いチーム事情の中、ここまでチーム3位の84試合に出場。数字以上の貢献を見せている。
堂上剛裕は中日時代、代打の切り札として活躍する時期もあったが、昨季は一軍出場がわずか6試合と結果を残すことができず戦力外通告を受けた。育成選手として巨人と契約を結ぶと、春季キャンプ中に支配下登録。その直後に、骨折する不運に見舞われるも、5月12日に一軍昇格。同日の広島戦でエース前田健太から2安打1打点の活躍。6月は月間打率.345をマークした。
吉川大幾は中日時代、PL学園の大先輩・立浪和義氏が現役時代付けた『3』を背負い期待を受けていたが、練習態度に問題があり、高校卒業4年で戦力外通告。今季から巨人に加入し、28試合に出場して打率.228と今ひとつだが、体調不良の坂本勇人に代わってスタメン出場した8月4日のヤクルト戦で、2安打1打点と見事に代役を果たした。
井端、堂上、吉川の3人は、今後も巨人の勝ちに貢献できるか注目だ。
井端、堂上、吉川の今季成績
井端弘和今季成績:84試 率.222 本1 点15
堂上剛裕
今季成績:36試 率.278 本2 点9
吉川大幾
今季成績:28試 率.219 本0 点2
※成績は8月4日終了時点