西武ドラフト1位ルーキーの高橋光成が、プロ2度目の登板となった9日のオリックス戦で、6回途中1安打、無失点に抑え、今季の高卒投手1番乗りでプロ初勝利を挙げた。
近年の高卒1年目の投手を見てみると、13年の藤浪晋太郎(阪神)は、球数の制約などあり規定投球回に到達できなかったが、シーズン10勝をマーク。8月には4勝0敗、防御率1.09を記録し、セ・リーグの高卒新人では1987年の近藤真一(当時中日)以来の月間MVPに輝いた。高卒1年目とは思えない働きぶりで、クライマックスシリーズに大きく貢献した。
12年には武田翔太(ソフトバンク)が8勝を挙げている。武田がプロ初登板となったのは7月7日の日本ハム戦。この試合で6回1安打無失点に抑え、プロ初勝利を挙げると、武田はストレートとカーブを武器に白星を積み重ねる。9月2日の日本ハム戦でプロ初黒星を喫するも同年、武田に黒星が付いたのは、この試合のみ。8勝、防御率1.07の成績を残した。
10勝の藤浪や8勝の武田までの勝ち星を挙げるのは難しいかもしれないが、高橋光は来季に繋がるような投球を見せたいところだ。
【2010年以降、高卒1年目に白星を挙げた投手】
●2010年
秋山拓巳(阪神)
成績:7試 4勝3敗 防3.35
中村勝(日本ハム)
成績:4試 1勝2敗 防5.50
●2011年
なし
●2012年
武田翔太(ソフトバンク)
成績:11試 8勝1敗 防1.07
釜田佳直(楽天)
成績:20試 7勝4敗 防3.28
●2013年
藤浪晋太郎(阪神)
成績:24試 10勝6敗 防御2.75
大谷翔平(日本ハム)
成績:13試 3勝0敗 防4.23
●2014年
松井裕樹(楽天)
成績:27試 4勝8敗 防3.80
●2015年
高橋光成(西武)
成績:2試 1勝1敗 防3.24
※成績は8月10日時点
近年の高卒1年目の投手を見てみると、13年の藤浪晋太郎(阪神)は、球数の制約などあり規定投球回に到達できなかったが、シーズン10勝をマーク。8月には4勝0敗、防御率1.09を記録し、セ・リーグの高卒新人では1987年の近藤真一(当時中日)以来の月間MVPに輝いた。高卒1年目とは思えない働きぶりで、クライマックスシリーズに大きく貢献した。
12年には武田翔太(ソフトバンク)が8勝を挙げている。武田がプロ初登板となったのは7月7日の日本ハム戦。この試合で6回1安打無失点に抑え、プロ初勝利を挙げると、武田はストレートとカーブを武器に白星を積み重ねる。9月2日の日本ハム戦でプロ初黒星を喫するも同年、武田に黒星が付いたのは、この試合のみ。8勝、防御率1.07の成績を残した。
10勝の藤浪や8勝の武田までの勝ち星を挙げるのは難しいかもしれないが、高橋光は来季に繋がるような投球を見せたいところだ。
【2010年以降、高卒1年目に白星を挙げた投手】
●2010年
秋山拓巳(阪神)
成績:7試 4勝3敗 防3.35
中村勝(日本ハム)
成績:4試 1勝2敗 防5.50
●2011年
なし
●2012年
武田翔太(ソフトバンク)
成績:11試 8勝1敗 防1.07
釜田佳直(楽天)
成績:20試 7勝4敗 防3.28
●2013年
藤浪晋太郎(阪神)
成績:24試 10勝6敗 防御2.75
大谷翔平(日本ハム)
成績:13試 3勝0敗 防4.23
●2014年
松井裕樹(楽天)
成績:27試 4勝8敗 防3.80
●2015年
高橋光成(西武)
成績:2試 1勝1敗 防3.24
※成績は8月10日時点