混戦が続いていることが影響なのか、セ・リーグの最多勝を争う投手たちの負け数が多い。
リーグ最多の9勝を挙げている大野雄大(中日)は、前半戦終了時点で9勝4敗と貯金を5つ作っていたが、後半戦に入って0勝3敗。7月8日の阪神戦を最後に勝利がなく、自身4連敗で気づけば9勝7敗と貯金が2つしかない状況だ。
次いで8勝が菅野智之(巨人)、マイコラス(巨人)、ジョンソン(広島)、前田健太(広島)、藤浪晋太郎(阪神)、能見篤史(阪神)、久保康友(DeNA)の7人。チームのエースと呼ばれる菅野と前田は打線の援護に恵まれず敗戦することが多く、8勝7敗と貯金を1つしか作れていない。
前田は、ホームでの登板は6勝1敗、防御率1.75と5つ貯金を作っているのに対し、ビジターでは2勝6敗、防御率3.13と4つの負け越し。月別成績を見ても、防御率が1点台でありながら2勝2敗という月が2カ月続いた。昨季は夏場以降、思うような投球ができなかったが、今季は勝ち星を積み重ねることができるか気になるところだ。
一方で、マイコラス、ジョンソン、藤浪の3人は貯金を3つ以上作っている。特にマイコラスは6月12日のロッテ戦で3敗目を喫して以来、自身6連勝中。最多勝争いを繰り広げている投手陣の中では、3敗と最も負け数が少ない。
ちなみに、パ・リーグ最多の11勝を挙げている大谷翔平(日本ハム)の負け数が2。負け数が多い、セ・リーグの最多勝を争う投手たち。今後、最多勝、勝率を含めたタイトル争いがどのように繰り広げられていくか注目だ。
■2015年最多勝争い
大野雄大 9勝7敗
菅野智之 8勝7敗
マイコラス 8勝3敗
ジョンソン 8勝5敗
前田健太 8勝7敗
藤浪晋太郎 8勝5敗
能見篤史 8勝9敗
久保康友 8勝6敗
■2010年以降の最多勝投手
2010年
前田健太 15勝8敗
2011年
内海哲也 18勝5敗
吉見一起 18勝3敗
2012年
内海哲也 15勝6敗
2013年
小川泰弘 16勝4敗
2014年
山井大介 13勝5敗
メッセンジャー 13勝10敗
※成績は8月7日時点
リーグ最多の9勝を挙げている大野雄大(中日)は、前半戦終了時点で9勝4敗と貯金を5つ作っていたが、後半戦に入って0勝3敗。7月8日の阪神戦を最後に勝利がなく、自身4連敗で気づけば9勝7敗と貯金が2つしかない状況だ。
次いで8勝が菅野智之(巨人)、マイコラス(巨人)、ジョンソン(広島)、前田健太(広島)、藤浪晋太郎(阪神)、能見篤史(阪神)、久保康友(DeNA)の7人。チームのエースと呼ばれる菅野と前田は打線の援護に恵まれず敗戦することが多く、8勝7敗と貯金を1つしか作れていない。
前田は、ホームでの登板は6勝1敗、防御率1.75と5つ貯金を作っているのに対し、ビジターでは2勝6敗、防御率3.13と4つの負け越し。月別成績を見ても、防御率が1点台でありながら2勝2敗という月が2カ月続いた。昨季は夏場以降、思うような投球ができなかったが、今季は勝ち星を積み重ねることができるか気になるところだ。
一方で、マイコラス、ジョンソン、藤浪の3人は貯金を3つ以上作っている。特にマイコラスは6月12日のロッテ戦で3敗目を喫して以来、自身6連勝中。最多勝争いを繰り広げている投手陣の中では、3敗と最も負け数が少ない。
ちなみに、パ・リーグ最多の11勝を挙げている大谷翔平(日本ハム)の負け数が2。負け数が多い、セ・リーグの最多勝を争う投手たち。今後、最多勝、勝率を含めたタイトル争いがどのように繰り広げられていくか注目だ。
■2015年最多勝争い
大野雄大 9勝7敗
菅野智之 8勝7敗
マイコラス 8勝3敗
ジョンソン 8勝5敗
前田健太 8勝7敗
藤浪晋太郎 8勝5敗
能見篤史 8勝9敗
久保康友 8勝6敗
■2010年以降の最多勝投手
2010年
前田健太 15勝8敗
2011年
内海哲也 18勝5敗
吉見一起 18勝3敗
2012年
内海哲也 15勝6敗
2013年
小川泰弘 16勝4敗
2014年
山井大介 13勝5敗
メッセンジャー 13勝10敗
※成績は8月7日時点