6日の楽天戦に勝利し、1カ月ぶりに連勝した西武。現在のチーム状態は決して良いとは言えない。その理由として、7月15日の楽天戦から8月4日の楽天戦にかけて13連敗が挙げられる。前半戦終了時点で、西武は首位ソフトバンクに5.5ゲーム差の3位、4位ロッテとは6ゲーム差。まさかこの時点で、大型連敗、7月中に4位ロッテに抜かれるとは予想しなかっただろう。
13連敗中、増田達至、高橋朋己といった勝ちパターンのリリーフ陣の不振に加え、浅村栄斗、森友哉といった打線の軸となる選手が結果を残すことができなかった。その間、不振だった森をスタメンから外し、抑えの高橋朋に代わって先発の牧田和久を守護神に配置転換。
6日の試合では、先発の郭俊麟が5回途中4失点も、後を受けた武隈祥太、増田達至、高橋朋、牧田のリレーで逃げ切った。ここへ来て、牧田の存在は大きい。本来であれば高橋朋、増田と勝ちパターンの2人が揃って不調になった場合、『勝利の方程式』で苦労し、日替わり守護神などありえたかもしれない。
しかし、ルーキー時代の11年に抑えを経験していた牧田が、その役割を何事もなかったかのようにこなしている。6点リードの9回からマウンドに上がった8月5日の楽天戦では、失点を喫してしまったが、抑え転向後4試合に登板して1セーブをマーク。
田辺徳雄監督も6日の楽天戦後に「牧田を今日も抑えで起用したが、今のチーム状態だとこれが最善の策かなと思う。ただ高橋朋が万全の状態になった場合は、牧田を先発に戻すということも考えられるが、今はこのままでなんとか踏ん張りたい。経験豊富な牧田を抑えに置くことがベストかと考えている」とコメントした。
開幕前には故障の岸に代わるエースとして働きを求められた牧田。後半戦は、守護神としてチームの勝利に貢献していく。
先 発:17試 5勝7敗 防2.93
リリーフ:4試 0勝0敗1S 防0.00
13連敗中、増田達至、高橋朋己といった勝ちパターンのリリーフ陣の不振に加え、浅村栄斗、森友哉といった打線の軸となる選手が結果を残すことができなかった。その間、不振だった森をスタメンから外し、抑えの高橋朋に代わって先発の牧田和久を守護神に配置転換。
6日の試合では、先発の郭俊麟が5回途中4失点も、後を受けた武隈祥太、増田達至、高橋朋、牧田のリレーで逃げ切った。ここへ来て、牧田の存在は大きい。本来であれば高橋朋、増田と勝ちパターンの2人が揃って不調になった場合、『勝利の方程式』で苦労し、日替わり守護神などありえたかもしれない。
しかし、ルーキー時代の11年に抑えを経験していた牧田が、その役割を何事もなかったかのようにこなしている。6点リードの9回からマウンドに上がった8月5日の楽天戦では、失点を喫してしまったが、抑え転向後4試合に登板して1セーブをマーク。
田辺徳雄監督も6日の楽天戦後に「牧田を今日も抑えで起用したが、今のチーム状態だとこれが最善の策かなと思う。ただ高橋朋が万全の状態になった場合は、牧田を先発に戻すということも考えられるが、今はこのままでなんとか踏ん張りたい。経験豊富な牧田を抑えに置くことがベストかと考えている」とコメントした。
開幕前には故障の岸に代わるエースとして働きを求められた牧田。後半戦は、守護神としてチームの勝利に貢献していく。
牧田和久の今季成績
今季成績:21試 5勝7敗1S 防2.82先 発:17試 5勝7敗 防2.93
リリーフ:4試 0勝0敗1S 防0.00