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西武二軍の捕手受難…13年ぶりの優勝に黄色信号?

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肩の負傷で戦線離脱となった西武・岡田 ©BASEBALLKING
 歴史的な連敗が話題となった後半戦の西武。7月15日からオールスターを挟んで8月4日まで13連敗を喫し、79年の創設元年に記録した12連敗を超える球団ワースト記録を更新してしまった。

 一方、あまり注目はされていないものの、二軍の方は開幕から絶好調。近年は下位が定位置となっていたチームが、今年はイースタン・リーグ首位を快走していた。

 西武が最後にイースタンで優勝を収めたのは、02年にまで遡る。ファームの優勝は目指すべき目標ではないとはいえ、やるからには勝つに越したことはない。13年ぶりの優勝へ、後半戦の戦いに期待は高まっていた。

 ところが、8月5日から11日にかけてまさかの6連敗。巨人にかわされ、首位から陥落してしまった。

 西武は6日付けで大崎雄太朗が一軍に昇格し、9日には捕手の上本達之が昇格。ここに来て入れ替わりが激しくなってきたことの影響は否めない。

 特に深刻なのが捕手事情。2年目の岡田雅利が8月8日のオリックス戦でヘッドスライディングをした際に負傷し、戦線を離脱。上本達之が緊急昇格したことで、捕手が手薄になっているのだ。

 一軍に炭谷銀仁朗、森友哉、上本達之と捕手登録選手が3人在籍いることで、残りの捕手登録選手は4人。ファームで最もマスクを被っているのが8年目の中田祥多で52試合、育成出身の4年目・藤沢亨明がそれに続く34試合の出場を記録しているが、残る岡田雅利が負傷で降格、ベテランの星孝典は5月に行った手首の手術の影響で離脱中と、ファームは実質捕手2人体制を強いられているのだ。

 連敗期間中には元捕手の米野智人が捕手復帰を果たし、マスクを被るという一幕も。苦しい事情が垣間見えるシーンであった。

 夏も本番に差し掛かろうというところで、苦境を迎えた西武。苦しい時期を乗り越え、13年ぶりの優勝を掴むことはできるだろうか。
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