群雄割拠のパ・リーグを抜け出し、独走状態に入っているソフトバンク。2位・日本ハムとの差「9.5」は、セ・リーグの首位から6位までの差「9」よりも大きい。
ここまで97試合を戦って63勝31敗3分。勝率は.670を誇り、後半戦に限ると16試合で13勝3敗、勝率は驚異の.813を記録している。
8月7日~9日にかけて行われたロッテとの3連戦では交流戦後初めてとなる連敗を喫し、実に14カードぶりのカード負け越しとなったものの、3タテは阻止。同一カード3連敗は今シーズンまだ一度もない。
現在のペースで行けば、年間で92勝を挙げる計算になるソフトバンク。年間90勝というと、超えたチームはここ10年間で1チームも出ておらず、その数字はひとつの大台となっている。
就任1年目にして“最強”の呼び声も高い工藤ホークスであるが、過去を振り返ってみると、驚くべきことにもっと勝っていた時期というのが存在する。
それが、通算1733勝を挙げた歴代最多勝監督・鶴岡一人(※1946年~58年までは山本一人)氏が率いていた時代だ。1951年は104試合制の中で72勝を挙げて球団史上最高の勝率.750を記録し、1955年には今と同じ143試合で球団史上最多の年間99勝を挙げた。
というわけで、“史上最強”の名をほしいままにするためには100勝が必要となり、達成には残り46試合で37勝を挙げなければならない。勝率にすると.804。もちろん容易なことではないが、後半戦ここまでの勢いを保っていければ不可能な数字ではない。
もはやパ・リーグ連覇は確実で、優勝を決めるのはいつなのかというところに注目が集まっているソフトバンクが、ここからどれだけ白星を重ねていくか。工藤公康新監督の“最強”への挑戦に注目だ。
ここまで97試合を戦って63勝31敗3分。勝率は.670を誇り、後半戦に限ると16試合で13勝3敗、勝率は驚異の.813を記録している。
8月7日~9日にかけて行われたロッテとの3連戦では交流戦後初めてとなる連敗を喫し、実に14カードぶりのカード負け越しとなったものの、3タテは阻止。同一カード3連敗は今シーズンまだ一度もない。
現在のペースで行けば、年間で92勝を挙げる計算になるソフトバンク。年間90勝というと、超えたチームはここ10年間で1チームも出ておらず、その数字はひとつの大台となっている。
就任1年目にして“最強”の呼び声も高い工藤ホークスであるが、過去を振り返ってみると、驚くべきことにもっと勝っていた時期というのが存在する。
それが、通算1733勝を挙げた歴代最多勝監督・鶴岡一人(※1946年~58年までは山本一人)氏が率いていた時代だ。1951年は104試合制の中で72勝を挙げて球団史上最高の勝率.750を記録し、1955年には今と同じ143試合で球団史上最多の年間99勝を挙げた。
というわけで、“史上最強”の名をほしいままにするためには100勝が必要となり、達成には残り46試合で37勝を挙げなければならない。勝率にすると.804。もちろん容易なことではないが、後半戦ここまでの勢いを保っていければ不可能な数字ではない。
もはやパ・リーグ連覇は確実で、優勝を決めるのはいつなのかというところに注目が集まっているソフトバンクが、ここからどれだけ白星を重ねていくか。工藤公康新監督の“最強”への挑戦に注目だ。