広島は12日のヤクルト戦で、2試合連続完封負けを食らった。完封負けは早くも今季12度目。

　12球団の完封負けの数を見てみると、最多はオリックスの13度。オリックスは、開幕から2試合連続完封負けするなど、開幕5試合で、3度得点を奪うことができず敗れた。チーム別得点でもリーグワースト2位の376得点と、糸井嘉男の打撃不振や故障者が続出したことが大きく影響している。

　反対に完封負けが最も少なかったのが、日本ハム。5月16日のオリックス戦、5月24日のソフトバンク戦、6月6日の阪神戦と3度しかない。完封負けを食らったときの相手先発投手は、ディクソン（オリックス）、寺原隼人（ソフトバンク）メッセンジャー（阪神）だった。

　ちなみにチーム打率と得点が12球団トップのソフトバンクは、日本ハムに次いで2番目に少ない5度の完封負けとなっている。

　その他、今季の12球団の完封負けの数は以下の通り。

＜セ・リーグ＞
広島　12度
阪神　11度
巨人　9度
中日　8度
DeNA　6度
ヤクルト　5度

＜パ・リーグ＞
オリックス　13度
西武　10度
ロッテ　9度
楽天　8度
ソフトバンク　5度
日本ハム　3度