8月6日に開幕した『第97回 全国高校野球選手権大会』は3回戦まで進んでいる。ロッテで監督を務めた山本功児の息子で、九州国際大付の4番を打つ山本武白志(むさし)が2戦連発となる今大会3本目のアーチを描いた。そこで2005年からの10年間で、夏の甲子園大会3本以上本塁打を放った現役プロ野球選手を見ていきたい。
大阪桐蔭時代の平田良介(現中日)と光星学院時代の北條史也(現阪神)が夏の甲子園大会4本の本塁打を放っている。その中でも平田は、甲子園のファンに強烈なインパクトを残した。準々決勝・東北戦の第1打席、レフトスタンドに飛び込む先制ソロを放つと、4回の第2打席も左中間スタンドへソロ。さらに第4打席はバックスクリーン右に2ラン。夏の甲子園大会での1試合3本塁打は、PL学園時代の清原和博氏と並ぶ1試合最多タイ記録となっている。
横浜高時代、1年から4番に抜擢された筒香嘉智は、2年夏の甲子園に出場し3本塁打を記録した。初戦の浦和学院戦で先制の本塁打を放つと、準々決勝の聖光学院戦では満塁本塁打を含む2打席連続本塁打。この試合2本の本塁打を放つだけでなく、1試合個人最多タイとなる8打点を挙げる活躍を見せた。
平田や北條が4本のアーチを甲子園で記録したが、九州国際大付の山本は4本打つことができるだろうか。
【2005年からの10年間で大会通算3本以上放った主な選手】
2005年
平田良介(大阪桐蔭)4本
2008年
筒香嘉智(横浜)3本
2011年
川上竜平(光星学院)3本
2012年
北條史也(光星学院)4本
大阪桐蔭時代の平田良介(現中日)と光星学院時代の北條史也(現阪神)が夏の甲子園大会4本の本塁打を放っている。その中でも平田は、甲子園のファンに強烈なインパクトを残した。準々決勝・東北戦の第1打席、レフトスタンドに飛び込む先制ソロを放つと、4回の第2打席も左中間スタンドへソロ。さらに第4打席はバックスクリーン右に2ラン。夏の甲子園大会での1試合3本塁打は、PL学園時代の清原和博氏と並ぶ1試合最多タイ記録となっている。
横浜高時代、1年から4番に抜擢された筒香嘉智は、2年夏の甲子園に出場し3本塁打を記録した。初戦の浦和学院戦で先制の本塁打を放つと、準々決勝の聖光学院戦では満塁本塁打を含む2打席連続本塁打。この試合2本の本塁打を放つだけでなく、1試合個人最多タイとなる8打点を挙げる活躍を見せた。
平田や北條が4本のアーチを甲子園で記録したが、九州国際大付の山本は4本打つことができるだろうか。
【2005年からの10年間で大会通算3本以上放った主な選手】
2005年
平田良介(大阪桐蔭)4本
2008年
筒香嘉智(横浜)3本
2011年
川上竜平(光星学院)3本
2012年
北條史也(光星学院)4本