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6時間21分の死闘も、最長には5分及ばず…過去の記録的ロングゲームを振り返る

 まさに“死闘”だった。

 21日、マツダスタジアムで行われた広島-巨人の21回戦は、延長11回までもつれた末に巨人が勝利。18時にプレイボールがかかった試合が終わったのは、日付をまたいで8月22日の0時21分のことであった。

 というのも、途中で2度に渡る中断があったことは大きい。巨人が同点に追いついた直後の8回表に30分間中断。再開後、8回裏にも中断に入り、56分間試合が止まった。

 計1時間26分の中断を経て、試合は進行。9イニングを終了した時には、すでに23時15分を回っていた。

 そして延長11回表、その瞬間は訪れる。マウンドには広島の5番手・戸田、打席には代走から途中出場の鈴木尚広というところでついに時計の針は「12」を指し、8月22日を迎えた。

 鈴木が四球を選び、続く井端も歩いて二死満塁となった後、小林のセンター前にはじき返すタイムリーで巨人が1点を勝ち越し。これがこの試合の決勝点となった。

 裏のカープの攻撃が終わった時、時刻は0時21分だった。プレイボールから6時間21分が経過しての試合終了は、歴代最長記録には5分及ばなかったものの、歴代2位の記録となった。

 歴代1位のロングゲームというのは、1992年9月11日の阪神-ヤクルト戦。優勝をかけての直接対決となった試合のポイントは9回裏、“代打の神様”八木裕が放った飛球がフェンスの金網部分に当たってスタンドイン。当初はサヨナラ本塁打の判定が下ったものの、これがヤクルト側の猛抗議によって覆りエンタイトルツーベースに。今度は覆ったことに対して阪神側も猛抗議を行い、試合は37分間中断した。

 結局二塁打となり、阪神の勝利は消滅。その後は両チーム決め手を欠き、延長15回(※当時の規定)をフルで戦い抜いた結果、試合終了は0時26分までかかった。試合時間の「6時間26分」は今なお歴代最長試合時間であり、試合終了時刻の「0時26分」も最も遅い試合終了時刻となっている。

 ちなみに、延長12回制となって以降の記録というと、13年9月4日のソフトバンク-日本ハム戦の6時間01分が最長。ヒーローインタビューに登場した中村晃の「また今日も頑張ります」という一言は話題を呼んだ。

ロングゲーム・ベスト5

1位 6時間26分 1992年9月11日 阪神-ヤクルト(延長15回:3-3)
2位 6時間21分 2015年8月21日 広島-巨人(延長11回:3-4)
3位 6時間19分 1996年9月8日 ヤクルト-横浜(延長14回:6-5)
4位 6時間13分 1998年8月9日 横浜-広島(延長15回:14-6)
5位 6時間02分 2000年5月24日 中日-阪神(延長15回:3-2)
[※中断含む、プレイボールからの経過時間]
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