阪神の呉昇桓は、8月23日のDeNA戦で1回を無失点に抑え、今季38セーブ目を挙げた。リーグのセーブランキングで単独トップを走る虎の守護神に、シーズンセーブ新記録更新の期待が高まる。
日本記録は、05年の岩瀬仁紀(中日)、07年の藤川球児(阪神)がマークした46セーブ。阪神の残り試合数が30。首位を走るチーム状況を考えると、記録更新の可能性は十分にある。
呉昇桓の月別セーブ数を見てみると、5月が5セーブだったが、その他の月は5セーブ以上をマーク。3、4月と7月は9セーブ、8月もここまで8セーブを挙げるなど、セーブを積み重ねている。8月11日から13日にかけて行われた中日との3連戦では、3試合連続セーブ。3連投でも、しっかりと結果を残している。
ただ一方で、不安要素もある。昨季は防御率1.76だったが、今季はここまで防御率2.90とやや安定感を欠く。チーム別対戦成績を見ると、中日戦が9セーブ、防御率0.69、ヤクルト戦が8セーブ、防御率2.00だが、その他の3球団の防御率は3点台を超す。特にDeNA戦は8セーブを記録しているが、防御率は6.52と苦手にしている。
シーズン最多セーブ記録を更新するには、勝ち試合の登板では完璧に抑えたいところ。また、呉昇桓が最終回のマウンドを抑えることで、10年ぶりのリーグ優勝に大きく近づいてくる。優勝の可能性がある阪神で呉昇桓はリーグ優勝と、最多セーブ記録更新をダブルで成し遂げたいところだ。
※成績は8月24日時点
日本記録は、05年の岩瀬仁紀(中日)、07年の藤川球児(阪神)がマークした46セーブ。阪神の残り試合数が30。首位を走るチーム状況を考えると、記録更新の可能性は十分にある。
呉昇桓の月別セーブ数を見てみると、5月が5セーブだったが、その他の月は5セーブ以上をマーク。3、4月と7月は9セーブ、8月もここまで8セーブを挙げるなど、セーブを積み重ねている。8月11日から13日にかけて行われた中日との3連戦では、3試合連続セーブ。3連投でも、しっかりと結果を残している。
ただ一方で、不安要素もある。昨季は防御率1.76だったが、今季はここまで防御率2.90とやや安定感を欠く。チーム別対戦成績を見ると、中日戦が9セーブ、防御率0.69、ヤクルト戦が8セーブ、防御率2.00だが、その他の3球団の防御率は3点台を超す。特にDeNA戦は8セーブを記録しているが、防御率は6.52と苦手にしている。
シーズン最多セーブ記録を更新するには、勝ち試合の登板では完璧に抑えたいところ。また、呉昇桓が最終回のマウンドを抑えることで、10年ぶりのリーグ優勝に大きく近づいてくる。優勝の可能性がある阪神で呉昇桓はリーグ優勝と、最多セーブ記録更新をダブルで成し遂げたいところだ。
呉昇桓の今季成績
55試 2勝2敗38S 防2.90※成績は8月24日時点