春先、打撃不振だった主力選手が、シーズン終盤に入って打撃の調子を上げてきている。
昨季自身初となる首位打者のタイトルを獲得した糸井嘉男(オリックス)は、09年から6年連続打率3割以上を継続中。今季からチームキャプテンに就任し、昨年以上の活躍が期待された。しかし、開幕から状態が上がらず、4月が終了した時点で打率.252と低迷。首位打者の昨年、4月終了時に打率.363を記録していたことを考えると、打撃不振は明らかだった。
5月に入ってからも復調の兆しが見られず、5月の月間打率.200、6月も.250。さらに7月上旬には、右肘靭帯と右腓骨筋腱損傷で離脱。打撃不振に加え、故障も重なったが、7月20日に一軍復帰。一軍に戻ってきてからは、7月26日のソフトバンク戦から8月6日のロッテ戦にかけて10試合連続安打。8月は今季、月間最高の打率.293。9月もここまで月間打率は3割を超え、シーズンの打率は.252まで上げてきた。7年連続打率3割は難しくなってきたが、終盤でようやく本来の姿を見せ始めている。
昨季、中村とともにパ・リーグ本塁打王のメヒア(西武)も打撃の調子を上げてきた一人。春季キャンプから体重オーバーなどで調整が遅れ、3、4月は打率.188とサッパリ。6月に打率.286、7本塁打を記録したが、7月は再び月間打率.103。だが、暑い季節とともにメヒアは昨季までの姿を取り戻し、8月31日の楽天戦で2本塁打を含む4安打8打点。9月5日のロッテ戦でも、4安打1打点と大暴れ。CS出場を目指し大事な試合が続いている中、昨年の本塁打王の復調気配だ。
その他、マートン(阪神)、鳥谷敬(阪神)、丸佳浩(広島)なども調子を上げている。シーズンも残り30試合を切った。来季に繋がる何かを残してシーズンを終えたい。
昨季自身初となる首位打者のタイトルを獲得した糸井嘉男(オリックス)は、09年から6年連続打率3割以上を継続中。今季からチームキャプテンに就任し、昨年以上の活躍が期待された。しかし、開幕から状態が上がらず、4月が終了した時点で打率.252と低迷。首位打者の昨年、4月終了時に打率.363を記録していたことを考えると、打撃不振は明らかだった。
5月に入ってからも復調の兆しが見られず、5月の月間打率.200、6月も.250。さらに7月上旬には、右肘靭帯と右腓骨筋腱損傷で離脱。打撃不振に加え、故障も重なったが、7月20日に一軍復帰。一軍に戻ってきてからは、7月26日のソフトバンク戦から8月6日のロッテ戦にかけて10試合連続安打。8月は今季、月間最高の打率.293。9月もここまで月間打率は3割を超え、シーズンの打率は.252まで上げてきた。7年連続打率3割は難しくなってきたが、終盤でようやく本来の姿を見せ始めている。
昨季、中村とともにパ・リーグ本塁打王のメヒア(西武)も打撃の調子を上げてきた一人。春季キャンプから体重オーバーなどで調整が遅れ、3、4月は打率.188とサッパリ。6月に打率.286、7本塁打を記録したが、7月は再び月間打率.103。だが、暑い季節とともにメヒアは昨季までの姿を取り戻し、8月31日の楽天戦で2本塁打を含む4安打8打点。9月5日のロッテ戦でも、4安打1打点と大暴れ。CS出場を目指し大事な試合が続いている中、昨年の本塁打王の復調気配だ。
その他、マートン(阪神)、鳥谷敬(阪神)、丸佳浩(広島)なども調子を上げている。シーズンも残り30試合を切った。来季に繋がる何かを残してシーズンを終えたい。