これぞ“マネー・ボール”の真骨頂。中日が連夜のジャイアントキリングで鯉を泣かせた。
9月18日から始まったナゴヤドームでの中日-広島2連戦。逆転でのCS進出を目指しており、またこれが12連戦の頭となる広島にとっては、下位からの取りこぼしは絶対に避けたいというところ。チームは金曜日に黒田博樹、土曜日に前田健太を立てての必勝体制で挑んだ。
しかし、フタを開けてみれば必勝を期した2人でまさかの連敗。12連戦のスタートで躓いてしまった。
黒田・マエケンのコンビに対し、中日がぶつけたのは助っ人のバルデスと左腕の八木智哉。バルデスは7回を1失点にまとめる好投で、黒田と堂々の投げ合いを演じれば、八木も5回1失点と粘りの投球を披露。球界を代表する2人の投手に見事に投げ勝った。
カギになったのが、両投手の広島戦での強さ。バルデスは4勝目を挙げたが、そのうち3勝が広島戦。八木に至っては、シーズン4勝全てがナゴヤドームでの広島戦という広島キラーぶりを発揮し、広島打線を封じ込めて見せた。
ちなみに、この2試合で中日が立てたバルデス・八木のコンビは、2人合わせても年俸5920万円(推定)。広島の黒田・前田のコンビが7億円(推定)というから、中日にとっては2夜連続で海老で鯛を釣ったような「してやったり」の連勝であった。
今日から、中日は本拠地で巨人との2連戦。広島戦同様、上位チームを苦しめるような戦いができると、大混戦のセ・リーグがさらに盛り上がってくる。残り僅かのシーズンは、下位チームによる“上位いじめ”に注目だ。
9月18日から始まったナゴヤドームでの中日-広島2連戦。逆転でのCS進出を目指しており、またこれが12連戦の頭となる広島にとっては、下位からの取りこぼしは絶対に避けたいというところ。チームは金曜日に黒田博樹、土曜日に前田健太を立てての必勝体制で挑んだ。
しかし、フタを開けてみれば必勝を期した2人でまさかの連敗。12連戦のスタートで躓いてしまった。
黒田・マエケンのコンビに対し、中日がぶつけたのは助っ人のバルデスと左腕の八木智哉。バルデスは7回を1失点にまとめる好投で、黒田と堂々の投げ合いを演じれば、八木も5回1失点と粘りの投球を披露。球界を代表する2人の投手に見事に投げ勝った。
カギになったのが、両投手の広島戦での強さ。バルデスは4勝目を挙げたが、そのうち3勝が広島戦。八木に至っては、シーズン4勝全てがナゴヤドームでの広島戦という広島キラーぶりを発揮し、広島打線を封じ込めて見せた。
ちなみに、この2試合で中日が立てたバルデス・八木のコンビは、2人合わせても年俸5920万円(推定)。広島の黒田・前田のコンビが7億円(推定)というから、中日にとっては2夜連続で海老で鯛を釣ったような「してやったり」の連勝であった。
今日から、中日は本拠地で巨人との2連戦。広島戦同様、上位チームを苦しめるような戦いができると、大混戦のセ・リーグがさらに盛り上がってくる。残り僅かのシーズンは、下位チームによる“上位いじめ”に注目だ。