● レッズ 2 － 10 メッツ ○
＜現地時間9月26日　グレートアメリカン・ボールパーク＞

　ナ・リーグ東地区優勝へのマジックナンバーを「1」としていたメッツが現地時間26日（日本時間27日）、敵地でレッズを10－2で下し、2006年以来となる地区優勝を成し遂げた。

　メッツは初回、6番デューダの25号満塁弾で4点を先制。さらに3回までに7点を奪うと、7－2の9回にも2番ライト5号3ランでダメを押した。打線の援護を受けた先発のハービーは、7回途中2失点の力投で13勝目（7敗）。大一番を完勝で飾り、同地区2位・ナショナルズに8.5ゲーム差をつけたままゴールテープを切った。

　かつてオリックスを指揮した過去（07～08年）を持つテリー・コリンズ監督は、「今日は楽しんで、明日までは少しリラックスしたい」とコメント。試合後は選手たちと喜びを分かち合った。

　同監督は11年からメッツの監督に就任。過去3シーズンはポストシーズン進出を逃していたが、若手育成に定評があり、昨季新人王のデグロームやトミー・ジョン手術明けのハービーなどの躍進を後押しした。