現地時間4日(日本時間5日)、アメリカ・メジャーリーグのレギュラーシーズン全日程が終了。162試合に渡る長い戦いが終わり、いよいよポストシーズンの幕開けとなる。
しかし、今シーズンを振り返ってみると、すぐにあることに気がつく。成績表を見ても、日本人選手の名前が載っていないのだ。理由はかんたん、どの選手も“規定”をクリアすることができなかったからである。
“規定”とは、投手ならば「規定投球回」、野手ならば「規定打席」を表す。試合に一定数出場していることを証明する基準として設けられている数字で、MLBでもNPBと同様に投手ならば「試合数×1」イニング、野手ならば「試合数×3.1」打席と設定されている。この数字をクリアしなければランキングに名前を載せることができないのだ。
今年はレンジャーズのダルビッシュ有が開幕直前のヒジの故障でシーズン全休となると、故障明けの田中将大も右手首の炎症などで一時期は故障者リスト入り、マリナーズの岩隈久志も背中を痛めて前半戦はわずか5試合の登板に終わるなど、柱として期待された投手たちが軒並みダウン。
野手陣も青木宣親がジャイアンツでリードオフマンとして活躍を見せたものの、後半に入ると不調により出番を失うことも目立ち、最後には頭部に受けた死球の影響から思うようなプレーができず、出場は渡米後最少の93試合に留まった。
日本人投手の規定投球回未到達は、2009年以来で6年ぶりのこと。野茂がデビューした1995年以降では、20年間で3度目のことになる。
野手は2001年のイチローから毎年規定打席到達者を輩出していたが、その記録も14年連続でストップした。
なお、投手も野手もひっくるめた“規定W未到達”となると、95年の野茂英雄デビュー以来はじめて。21年ぶりという寂しい結果となった。
この悔しさをバネに、来シーズンの爆発を…。侍メジャーリーガーの奮起に期待したい。
しかし、今シーズンを振り返ってみると、すぐにあることに気がつく。成績表を見ても、日本人選手の名前が載っていないのだ。理由はかんたん、どの選手も“規定”をクリアすることができなかったからである。
“規定”とは、投手ならば「規定投球回」、野手ならば「規定打席」を表す。試合に一定数出場していることを証明する基準として設けられている数字で、MLBでもNPBと同様に投手ならば「試合数×1」イニング、野手ならば「試合数×3.1」打席と設定されている。この数字をクリアしなければランキングに名前を載せることができないのだ。
今年はレンジャーズのダルビッシュ有が開幕直前のヒジの故障でシーズン全休となると、故障明けの田中将大も右手首の炎症などで一時期は故障者リスト入り、マリナーズの岩隈久志も背中を痛めて前半戦はわずか5試合の登板に終わるなど、柱として期待された投手たちが軒並みダウン。
野手陣も青木宣親がジャイアンツでリードオフマンとして活躍を見せたものの、後半に入ると不調により出番を失うことも目立ち、最後には頭部に受けた死球の影響から思うようなプレーができず、出場は渡米後最少の93試合に留まった。
日本人投手の規定投球回未到達は、2009年以来で6年ぶりのこと。野茂がデビューした1995年以降では、20年間で3度目のことになる。
野手は2001年のイチローから毎年規定打席到達者を輩出していたが、その記録も14年連続でストップした。
なお、投手も野手もひっくるめた“規定W未到達”となると、95年の野茂英雄デビュー以来はじめて。21年ぶりという寂しい結果となった。
この悔しさをバネに、来シーズンの爆発を…。侍メジャーリーガーの奮起に期待したい。