シーズンも残すところあとわずか。昨季ブレイクした山田哲人(ヤクルト)と柳田悠岐(ソフトバンク)はトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)の達成は確実。この2年で一気に球界を代表する選手に成長した。
今季は柳田と同学年の秋山翔吾(西武)が、期待以上の働きを見せた。昨季は極度の打撃不振に苦しみ二軍落ちを経験。打率.259でシーズンを終えた。迎えた今季はオープン戦で打率1位になると、シーズンが開幕してからも安打を量産。5月と6月に1994年のイチロー以来となる2カ月連続で40安打を達成した。好不調の波がなく安定してヒットを積み重ね、9月13日のロッテ戦でシーズン200安打を達成。9月30日のオリックス戦で5安打を放ち、日本記録のシーズン214安打に並んだ。昨季の不振から一転して、今季は予想を上回る働きを見せている。
松井裕樹(楽天)は1年目の昨季、主に先発を務めたが制球に苦しみ4勝に終わった。リリーフに転向した今季大きく飛躍した。3月28日の日本ハム戦でプロ初セーブを挙げるとセーブを積み重ね、8月4日の西武戦で球団新記録となる23セーブ。9月20日のオリックス戦では、30セーブをマークした。抑えだけでなく、将来的には先発での活躍も見込まれる。
ルーキーの山崎康晃(DeNA)はドラフト1位で期待値は高かったが、先発を務めた練習試合、オープン戦では結果を残すことができず。即戦力として活躍は厳しいと思われた。しかし、中畑清監督は抑えに山崎康を指名。これが結果的にハマる。90年に与田剛氏が記録した31セーブを大きく上回る37セーブをマーク。開幕前の不安を吹き飛ばす働きぶりで、新人王筆頭候補だ。
その他、高卒2年目ながら17本塁打を記録している森友哉(西武)、13勝をマークした武田翔太(ソフトバンク)などもブレイク。この中から将来、何人の選手が球界を代表する選手に成長していくだろうか。
今季成績:142試 率.358 本14 点55
松井裕樹(楽天)
今季成績:59試 3勝2敗31S 防0.93
山崎康晃(DeNA)
今季成績:57試 2勝4敗37S 防1.95
※成績は9月30日時点
今季は柳田と同学年の秋山翔吾(西武)が、期待以上の働きを見せた。昨季は極度の打撃不振に苦しみ二軍落ちを経験。打率.259でシーズンを終えた。迎えた今季はオープン戦で打率1位になると、シーズンが開幕してからも安打を量産。5月と6月に1994年のイチロー以来となる2カ月連続で40安打を達成した。好不調の波がなく安定してヒットを積み重ね、9月13日のロッテ戦でシーズン200安打を達成。9月30日のオリックス戦で5安打を放ち、日本記録のシーズン214安打に並んだ。昨季の不振から一転して、今季は予想を上回る働きを見せている。
松井裕樹(楽天)は1年目の昨季、主に先発を務めたが制球に苦しみ4勝に終わった。リリーフに転向した今季大きく飛躍した。3月28日の日本ハム戦でプロ初セーブを挙げるとセーブを積み重ね、8月4日の西武戦で球団新記録となる23セーブ。9月20日のオリックス戦では、30セーブをマークした。抑えだけでなく、将来的には先発での活躍も見込まれる。
ルーキーの山崎康晃(DeNA)はドラフト1位で期待値は高かったが、先発を務めた練習試合、オープン戦では結果を残すことができず。即戦力として活躍は厳しいと思われた。しかし、中畑清監督は抑えに山崎康を指名。これが結果的にハマる。90年に与田剛氏が記録した31セーブを大きく上回る37セーブをマーク。開幕前の不安を吹き飛ばす働きぶりで、新人王筆頭候補だ。
その他、高卒2年目ながら17本塁打を記録している森友哉(西武)、13勝をマークした武田翔太(ソフトバンク)などもブレイク。この中から将来、何人の選手が球界を代表する選手に成長していくだろうか。
今季活躍が光った選手たちの成績
秋山翔吾(西武)今季成績:142試 率.358 本14 点55
松井裕樹(楽天)
今季成績:59試 3勝2敗31S 防0.93
山崎康晃(DeNA)
今季成績:57試 2勝4敗37S 防1.95
※成績は9月30日時点