ニュース 2015.10.02. 12:07

1日の中止は恵みの雨? 優勝争いと3位争いの影響は…

無断転載禁止
優勝を争うヤクルトの真中満監督(左)と巨人の原辰徳監督(右)[BASEBALLKING]
 1日に予定されていた3試合が天候不良のため中止となったセ・リーグ。

 14年ぶりのリーグ優勝に向けてマジック『1』としている首位のヤクルト。勝つか引き分け、さらに2位巨人が敗れた時点で優勝と有利な状況は変わりない。ただ、今後の日程を見てみると、2日に神宮で阪神と対戦した後、3日は広島で広島戦、4日は再び東京に戻り、東京ドームで巨人戦となっている。シーズン終盤疲れが溜まっている中で、長距離の移動は体力的にきつい。ヤクルトとしては1日も早く優勝を決めたいところだろう。

 一方首位ヤクルトを2.5ゲーム差で追う2位の巨人は、2日と3日に敵地・横浜スタジアムでDeNAと2連戦を戦い、シーズン最終戦となる4日に本拠地で首位・ヤクルトと対戦。ヤクルトに比べると巨人の移動はかなり楽に見える。ただ、巨人は勝ち続けなければ優勝の可能性は残っていない。日程は厳しいが、現時点ではマジック『1』のヤクルトの優勝がかなり高そうだ。

 3位争いはというと、3位阪神と4位広島のゲーム差は1.5。3位阪神は残り2試合、4位広島は残り4試合となっている。4位の広島は12連戦を9月29日に終え、30日に休みを挟んで4連戦とかなりキツい日程になっていた。しかし、1日の中日戦が雨天中止になり、振替試合が7日に。2日から本拠地マツダスタジアムで中日、ヤクルトと戦い、4日に甲子園で阪神と対戦する。その後7日の中日戦が最終戦となり、日程が緩やかになった。

 また、1日の試合が中止になったことで、エースの前田健太が2日の中日戦から中4日で、最終戦の登板が可能になった。さらに2日にヤクルトが優勝を決めれば祝勝会明けとなり、主力が出場しない可能性もある。プラス要素が出てきた広島は、恵みの雨に変えることができるだろうか。

 3位・阪神は2日の敵地でのヤクルト戦、今季、5試合に登板して3勝1敗、防御率2.78の岩田稔が先発。4日の最終戦にはリーグ最多の14勝を挙げる藤浪晋太郎の先発が予想される。残り2試合の相手が首位ヤクルト、3位を争う広島と難しいチームとの2試合になるが、CS進出するためにも全勝したい。

 1日の雨天中止が優勝争い、3位争いにどのように影響が出るか気になるところだ。

セ上位4チームの残り試合数と対戦相手

1位 ヤクルト 74勝64敗2分 勝率.536 ※残り3試合
[対戦]神広巨
[球場]神マ東

2位 巨人 72勝67敗1分 勝率.518 ※残り3試合
[対戦]横横ヤ
[球場]横横東

3位 阪神 70勝69敗2分 勝率.504 ※残り2試合
[対戦]ヤ・広
[球場]神・甲

4位 広島 67勝69敗3分 勝率.493 ※残り4試合
[対戦]中ヤ神・・中
[球場]ママ甲・・マ

※対戦はチーム名、球場は球場名の頭文字。
※どちらも今日からのスケジュール。「・」は試合なし。

【PR】東京ヤクルトスワローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

Bクラスからの王座奪還を目指すヤクルトは村上宗隆と山田哲人の復活がカギを握る。2年目の吉村貢司郎を筆頭に若手投手の成長にも注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西