今季限りで引退する球界のレジェンド・山本昌が7日広島戦の予告先発となっている。

　山本昌は自身50歳の誕生日2日前となる8月9日のヤクルト戦で、左手人さし指を負傷。完治には程遠い状態で、一時はブルペンでの投球練習ができていないとの報道もあった。そんな中、1日広島戦の雨天中止は山本昌にとって恵みの雨となったかもしれない。現役最後の登板となる7日の広島戦では、打者1人との対戦といわれている。

　また引退となるマウンドで、登板、奪三振、勝利など様々な最年長記録更新の期待がかかる。50歳での登板は日本球界初の快挙。さらに勝利投手となれば、メジャー最年長勝利記録のジェイミー・モイヤーの49歳151日を上回り世界記録となる。ただ、打者1人限定で先発登板することが濃厚で、勝利投手になる可能性は限りなく低い。

　84年にプロ入りしてから32年。最後の集大成となるマウンドで、どんなピッチングを見せてくれるだろうか。

【7日の登板で更新が期待される主な最年長記録】
・先発出場
・出場
・先発登板
・登板
・奪三振
・打席
（先発勝利）
（勝利）　など