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村中、増渕、由規、赤川…ヤクルト“ドラ1四兄弟”の現在地

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復活を目指すヤクルトの由規 [BASEBALLKING]
 2年連続最下位のヤクルトが14年ぶりにリーグ優勝を果たした。そこに、かつてドラ1四兄弟と言われた村中恭兵、増渕竜義(日本ハム)、由規、赤川克紀の姿はなかった。

 村中は05年高校生ドラフト1位でヤクルトに入団。ちなみに、この年の高校生ドラフト3位には、現在リーグ打率1位の川端慎吾がいる。村中はプロ入り3年目の2008年に6勝を挙げると、10年にはプロ入り初の二ケタ11勝をマーク。その一方で、与四死球はワースト2位、暴投はリーグワーストと制球に課題を残した。翌年は故障の影響もあり4勝にとどまったが、12年は10勝を挙げる。しかし、13年以降は故障や制球難でほとんど結果を残せず。今季は一軍登板がなく、二軍でも14試合に登板して2勝2敗、防御率8.33と苦しんだ。

 翌年の高校生ドラフト1位の増渕竜義は、14年途中に日本ハムへ移籍。ヤクルト時代の10年に57試合に登板して20ホールド、防御率2.69とリリーフで活躍した時期もあったが、11年以降は先発、リリーフと役割が定まらず調子を落とした。日本ハム移籍後は、一軍登板はなし。また二軍でも力を発揮することがなかったこともあり、戦力外通告を受けた。

 07年高校生ドラフト1位の由規は右肩の故障により、2011年を最後に一軍のマウンドから遠ざかっている。今季は春季キャンプ一軍スタートを切り、4年ぶりの一軍登板に向けてアピール。開幕一軍こそ逃したが、二軍では先発で調整を続けていた。だが、実戦登板から遠ざかることもあり、今季も一軍登板を果たすことができず。来季は、育成選手として再契約するとの報道が出ている。由規の復帰を楽しみにしているファンも多い。焦らずリハビリに取り組み、再び神宮のマウンドで躍動したい。

 11年の後半戦から先発ローテに入り6勝、翌年には規定投球回に達した08年ドラフト1位の赤川克紀。将来は村中とともに、先発の軸として期待されたが、予想とは裏腹に13年以降は13年が防御率6.98、14年が防御率7.45と成績は下降。そして15年は一軍登板がなく、二軍でも25試合に登板して、防御率7.16だった。チームがリーグ優勝を決めた10月2日に戦力外通告を受けた。

 期待通りの働きを見せていれば、今頃4人は球界を代表する投手に成長していた可能性は高い。ただ、それを簡単にできないのがプロの世界。増渕と赤川は悔しい結果になったが、この経験が必ず生きるときがくるはず。村中と由規は、1日でも早く神宮で活躍する姿をファンの前で見せたいところだ。
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