巨人は最終戦こそ11安打10得点でヤクルトに大勝したが、今季はチーム打率リーグワーストの.243、チーム本塁打もリーグ4位の98本ととにかく打てなかった。
これまでの巨人といえば、松井秀喜、清原和博、江藤智など4番打者クラスの選手が揃い打ち勝つ野球を展開していたが、その面影はなくなっている。
今季、規定打席到達者で最も打率が高かったのは坂本勇人の.269。昨季もチーム内最高打率が長野久義の.297。球団では過去に2年連続で打率3割を記録しなかったシーズンはなかったが、2リーグ制後では球団史上初の不名誉な記録となった。
本塁打も阿部慎之助と、最終戦に山中浩史から3ランを放った長野久義の15本がチーム最高。球団では1960年以来55年ぶりに、シーズン20本塁打に到達した打者がでなかった。飛ばないボールと言われた統一球時代の11年と12年でも、11年のラミレスが23本、12年の阿部が27本塁打を記録していたことを考えると、かなり寂しい数字。
リーグ4連覇を逃し、春先から調子が上がらなかった主力選手たちも、最後まで納得のいくような成績を残すことができなかった。今季の悔しさを来季に晴らしたいところだ。
【3割を切ながらチーム内打率1位】
※2リーグ制後
62年 .288 長嶋茂雄
72年 .296 王貞治
75年 .285 王貞治
80年 .284 ホワイト
93年 .290 川相昌弘
14年 .297 長野久義
15年 .269 坂本勇人
【20本未満でチーム最高本塁打】
※2リーグ制後
52年 18本 青田昇
53年 12本 千葉茂、樋笠一夫
54年 15本 広岡達朗
55年 13本 与那嶺要
56年 19本 宮本敏雄
60年 17本 王貞治
15年 15本 阿部慎之助、長野久義
これまでの巨人といえば、松井秀喜、清原和博、江藤智など4番打者クラスの選手が揃い打ち勝つ野球を展開していたが、その面影はなくなっている。
今季、規定打席到達者で最も打率が高かったのは坂本勇人の.269。昨季もチーム内最高打率が長野久義の.297。球団では過去に2年連続で打率3割を記録しなかったシーズンはなかったが、2リーグ制後では球団史上初の不名誉な記録となった。
本塁打も阿部慎之助と、最終戦に山中浩史から3ランを放った長野久義の15本がチーム最高。球団では1960年以来55年ぶりに、シーズン20本塁打に到達した打者がでなかった。飛ばないボールと言われた統一球時代の11年と12年でも、11年のラミレスが23本、12年の阿部が27本塁打を記録していたことを考えると、かなり寂しい数字。
リーグ4連覇を逃し、春先から調子が上がらなかった主力選手たちも、最後まで納得のいくような成績を残すことができなかった。今季の悔しさを来季に晴らしたいところだ。
【3割を切ながらチーム内打率1位】
※2リーグ制後
62年 .288 長嶋茂雄
72年 .296 王貞治
75年 .285 王貞治
80年 .284 ホワイト
93年 .290 川相昌弘
14年 .297 長野久義
15年 .269 坂本勇人
【20本未満でチーム最高本塁打】
※2リーグ制後
52年 18本 青田昇
53年 12本 千葉茂、樋笠一夫
54年 15本 広岡達朗
55年 13本 与那嶺要
56年 19本 宮本敏雄
60年 17本 王貞治
15年 15本 阿部慎之助、長野久義