今年のプロ野球も残すところセ・パ1試合ずつを残すのみ。10月に入ってからは「戦力外通告」も始まり、徐々に来季へ向けた準備の話が聞こえてくる時期になってきた。
戦力外となった選手たちに大きな注目が集まっているが、その裏で実はコーチ陣の退団も活発に行なわれていることはあまり知られていない。
たとえば楽天では、橋上秀樹ヘッドコーチが退団を発表した。現役時代から野村克也監督と縁があり、07年からは監督とヘッドコーチとしてタッグを組むなど、“側近”として活躍。12年からは巨人へと移り、“戦略コーチ”を担当すると、在籍した3年間でチームは3連覇を達成。名参謀として知られる。
今シーズンから楽天に復帰してヘッドコーチを務めるも、チームは最下位に低迷。「監督1人に責任を背負わせるわけにはいかない」と、責任を取る形での退団を申し入れた。現在は西武が積極的に声をかけていることが報じられている。
また、西武はオリックスを退団する高山郁夫コーチの招へいにも積極的な姿勢であることが報道されている。
高山コーチといえば、ソフトバンク時代に摂津正、ブライアン・ファルケンボーグ、馬原孝浩で“SBM”と呼ばれた勝利の方程式を確立し、その他にも森福允彦や甲藤啓介、金沢健人といった投手たちを主力に育て上げた実績を持つ。
14年にオリックスへと移ると、前年は3.31でリーグトップだったチーム防御率をさらに改良。リーグで唯一の2点台となる2.89という数字を叩きだした。
西武はプロとしてのキャリアをスタートさせた球団であり、復帰が実現すれば1990年以来で26年ぶりのことになる。
その他、5日までに退団が報じられている各球団のコーチは以下の通り。
【退団が報じられているコーチ】
● 西武
袴田英利(ヘッド兼バッテリーコーチ)
河田雄祐(外野守備走塁コーチ)
● オリックス
高山郁夫(投手コーチ) → 西武が招へい?
小川博文(打撃コーチ)
真喜志康永(内野守備走塁コーチ)
大島公一(二軍打撃コーチ)
● 楽天
橋上秀樹(ヘッドコーチ) → 西武が招へい?
酒井勉(二軍監督) → オリックスの投手コーチへ?
● ヤクルト
池山隆寛(二軍野手総合コーチ) → 楽天の打撃コーチへ?
● 阪神
関川浩一(打撃コーチ)
● DeNA
大村巌(打撃コーチ)
戦力外となった選手たちに大きな注目が集まっているが、その裏で実はコーチ陣の退団も活発に行なわれていることはあまり知られていない。
たとえば楽天では、橋上秀樹ヘッドコーチが退団を発表した。現役時代から野村克也監督と縁があり、07年からは監督とヘッドコーチとしてタッグを組むなど、“側近”として活躍。12年からは巨人へと移り、“戦略コーチ”を担当すると、在籍した3年間でチームは3連覇を達成。名参謀として知られる。
今シーズンから楽天に復帰してヘッドコーチを務めるも、チームは最下位に低迷。「監督1人に責任を背負わせるわけにはいかない」と、責任を取る形での退団を申し入れた。現在は西武が積極的に声をかけていることが報じられている。
また、西武はオリックスを退団する高山郁夫コーチの招へいにも積極的な姿勢であることが報道されている。
高山コーチといえば、ソフトバンク時代に摂津正、ブライアン・ファルケンボーグ、馬原孝浩で“SBM”と呼ばれた勝利の方程式を確立し、その他にも森福允彦や甲藤啓介、金沢健人といった投手たちを主力に育て上げた実績を持つ。
14年にオリックスへと移ると、前年は3.31でリーグトップだったチーム防御率をさらに改良。リーグで唯一の2点台となる2.89という数字を叩きだした。
西武はプロとしてのキャリアをスタートさせた球団であり、復帰が実現すれば1990年以来で26年ぶりのことになる。
その他、5日までに退団が報じられている各球団のコーチは以下の通り。
【退団が報じられているコーチ】
● 西武
袴田英利(ヘッド兼バッテリーコーチ)
河田雄祐(外野守備走塁コーチ)
● オリックス
高山郁夫(投手コーチ) → 西武が招へい?
小川博文(打撃コーチ)
真喜志康永(内野守備走塁コーチ)
大島公一(二軍打撃コーチ)
● 楽天
橋上秀樹(ヘッドコーチ) → 西武が招へい?
酒井勉(二軍監督) → オリックスの投手コーチへ?
● ヤクルト
池山隆寛(二軍野手総合コーチ) → 楽天の打撃コーチへ?
● 阪神
関川浩一(打撃コーチ)
● DeNA
大村巌(打撃コーチ)