10月1日から始まった戦力外通告。今季は、ベテラン選手が多く告げられている印象だ。
松坂世代の久保裕也(巨人)がその一人。02年自由獲得枠で巨人に入団した久保は、1年目から一軍で38試合に登板。3年目の05年には64試合に登板し、セットアッパーを務めた。その後、故障や不振で登板数を減らしていたが、10年に復活。同年はリーグ最多の79試合に登板した。翌年はストッパーとして20セーブをマーク。巨人のリリーフ陣に欠かせない存在となっていたが、12年以降は故障に泣かされ、その間に若手が台頭。今季は一軍での登板は1試合もなかった。
井川慶(オリックス)は10月2日に戦力外通告を受けた。阪神時代には02年から5年連続で二ケタ勝利をマークし、03年に20勝を挙げリーグ優勝に大きく貢献。07年にメジャー挑戦し、12年シーズン途中にオリックスへ復帰。日本球界復帰後は、阪神時代のような働きを見せることができず。今季は久保と同じように一軍登板がなく、二軍でも13試合に登板して0勝4敗、防御率14.40と精彩を欠いていた。
野手では多村仁志(DeNA)も戦力外通告を受けている。多村といえば、横浜時代の06年にWBC日本代表に選出され世界一メンバーの一員となった。チームでもソフトバンク時代の10年と11年に主力として、リーグ優勝に貢献。13年からは再びDeNAに戻った。13年はレギュラーで出場する機会も多かったが、筒香嘉智、梶谷隆幸が外野に転向した14年からは代打中心。今季は関根大気、乙坂智といった若手が台頭したこともあり、一軍での出番はほとんどなかった。
その他、岡島秀樹(DeNA)なども戦力外通告を受け、松中信彦(ソフトバンク)、馬原孝浩(オリックス)などは構想外となり今季限りでチームを離れることが決まっている。さらに今年は、最年長の山本昌(中日)を始め、谷繁元信(中日)、斎藤隆(楽天)、西口文也(西武)など球界を代表する選手たちが引退した。大谷翔平(日本ハム)、山田哲人(ヤクルト)など若い世代の活躍が目立っており、球界全体で世代交代が起こっている。
※戦力外通告期間
第一次が10月1日からレギュラーシーズン全日程終了の翌日まで。第二次期間はクライマックス・シリーズの全日程終了後から日本シリーズ終了の翌日まで(※日本シリーズ出場チームは日本シリーズ終了の5日後まで)となっている。
松坂世代の久保裕也(巨人)がその一人。02年自由獲得枠で巨人に入団した久保は、1年目から一軍で38試合に登板。3年目の05年には64試合に登板し、セットアッパーを務めた。その後、故障や不振で登板数を減らしていたが、10年に復活。同年はリーグ最多の79試合に登板した。翌年はストッパーとして20セーブをマーク。巨人のリリーフ陣に欠かせない存在となっていたが、12年以降は故障に泣かされ、その間に若手が台頭。今季は一軍での登板は1試合もなかった。
井川慶(オリックス)は10月2日に戦力外通告を受けた。阪神時代には02年から5年連続で二ケタ勝利をマークし、03年に20勝を挙げリーグ優勝に大きく貢献。07年にメジャー挑戦し、12年シーズン途中にオリックスへ復帰。日本球界復帰後は、阪神時代のような働きを見せることができず。今季は久保と同じように一軍登板がなく、二軍でも13試合に登板して0勝4敗、防御率14.40と精彩を欠いていた。
野手では多村仁志(DeNA)も戦力外通告を受けている。多村といえば、横浜時代の06年にWBC日本代表に選出され世界一メンバーの一員となった。チームでもソフトバンク時代の10年と11年に主力として、リーグ優勝に貢献。13年からは再びDeNAに戻った。13年はレギュラーで出場する機会も多かったが、筒香嘉智、梶谷隆幸が外野に転向した14年からは代打中心。今季は関根大気、乙坂智といった若手が台頭したこともあり、一軍での出番はほとんどなかった。
その他、岡島秀樹(DeNA)なども戦力外通告を受け、松中信彦(ソフトバンク)、馬原孝浩(オリックス)などは構想外となり今季限りでチームを離れることが決まっている。さらに今年は、最年長の山本昌(中日)を始め、谷繁元信(中日)、斎藤隆(楽天)、西口文也(西武)など球界を代表する選手たちが引退した。大谷翔平(日本ハム)、山田哲人(ヤクルト)など若い世代の活躍が目立っており、球界全体で世代交代が起こっている。
※戦力外通告期間
第一次が10月1日からレギュラーシーズン全日程終了の翌日まで。第二次期間はクライマックス・シリーズの全日程終了後から日本シリーズ終了の翌日まで(※日本シリーズ出場チームは日本シリーズ終了の5日後まで)となっている。