広島は7日の中日戦で、マツダスタジアム最終戦を迎える。今夜の一戦に勝利すれば、広島は3年連続CS出場。敗戦、引き分けで広島は4位に終わり、CS出場を逃すことになる。

　広島にとって非常に重要な一戦。緊迫した試合の中、マツダスタジアムが開場した09年からサヨナラ記録を更新し続けている石原慶幸が今季最終戦で、7年連続サヨナラ記録が達成されるか注目。

　その歴史を振り返っていくと09年と10年は、サヨナラ本塁打。11年は5月14日巨人戦、同点の9回裏二死満塁のチャンスで打席が回ってくると、ロメロが投じた球が石原の左肘に当たりサヨナラ勝ち。

　さらに12年7月17日の中日戦では、同点の9回一死満塁の場面で1ボール1ストライクからスクイズを決めたこともあった。13年は初のCS出場を目指す9月17日阪神戦で、久保康友からサヨナラ本塁打。14年は8月27日のヤクルト戦でサヨナラ安打を放った。

　今季の石原はここまで、サヨナラを記録できていない。ちなみに今夜の中日戦でサヨナラを記録すると7年連続となり、カブレラと並んでいた6年を抜いて単独トップとなる。シーズン最終戦勝てばCS進出が決まる大一番で達成となるだろうか。

【石原慶幸とサヨナラ】
09年6月18日　楽天戦
青山浩二からサヨナラ本塁打

10年4月13日　ヤクルト戦
高木啓充からサヨナラ本塁打

11年5月14日　巨人戦
ロメロからサヨナラ押し出し死球

12年7月17日　中日戦
岩瀬仁紀からサヨナラスクイズ

13年9月17日　阪神戦
久保康友からサヨナラ本塁打

14年8月27日　ヤクルト戦
山本哲哉からサヨナラ内野安打