6日、パシフィック・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了。それに伴い、各選手の成績も確定した。
ここでは、気になるタイトル獲得者と、最終成績上位者3名を部門ごとに以下にまとめた。今年のパ・リーグを盛り上げたのはこの男たちだ!
【投手】
1位 15勝 涌井秀章(ロッテ) ☆6年ぶり3度目
3位 13勝 武田翔太(ソフトバンク)
2位 2.38 西 勇輝(オリックス)
3位 2.91 則本昂大(楽天)
2位 .684 武田翔太(ソフトバンク)
3位 .609 涌井秀章(ロッテ)
[※13勝以上を対象]
2位 196個 大谷翔平(日本ハム)
3位 163個 武田翔太(ソフトバンク)
2位 35HP 大谷智久(ロッテ)
2位 35HP 青山浩二(楽天)
2位 39セーブ 増井浩俊(日本ハム)
3位 34セーブ 松井裕樹(楽天)
投手では、高卒3年目の大谷翔平が本格化。自身初となる開幕投手の大役を掴み、エースとして挑んだ一年で最多勝、最優秀防御率、最高勝率の“投手三冠”に輝いた。
なお、高卒3年目でのタイトル獲得というと、最多勝は07年の涌井秀章(当時西武)、防御率は87年の桑田真澄(巨人)、勝率は95年の平井正史(オリックス)以来のこと。怪物がまた一つ歴史に名を刻んだ。
また、その怪物と並んで最多勝に輝いたのが、ロッテの涌井秀章。西武時代の07年と09年に最多勝を獲得しており、今年で6年ぶり3回目のこと。勤続披露による故障や中継ぎ・抑えへの転向、FA移籍などもがき苦しんだ右腕が、見事な復活を果たした。
最後に、セーブ部門でタイトルを獲得したソフトバンクのサファテは、3球団目にして初のタイトル獲得。41セーブは昨年オリックスの平野佳寿が記録したパ・リーグ記録(40セーブ)を塗り替えるリーグ新記録であり、08年のクルーン(巨人)と今年の呉昇桓(阪神)、バーネット(ヤクルト)と並んでNPB助っ人最多タイ記録にもなった。
【野手】
2位 .359 秋山翔吾(西武)
3位 .326 近藤健介(日本ハム)
2位 35本 松田宣浩(ソフトバンク)
3位 34本 柳田悠岐(ソフトバンク)
3位 34本 レアード(日本ハム)
2位 102点 中田 翔(日本ハム)
3位 99点 柳田悠岐(ソフトバンク)
2位 .419 秋山翔吾(西武)
3位 .405 近藤健介(日本ハム)
2位 182本 柳田悠岐(ソフトバンク)
3位 155本 清田育宏(ロッテ)
2位 32個 柳田悠岐(ソフトバンク)
3位 30個 西川遥輝(日本ハム)
今年、特に激しかったのが柳田悠岐と秋山翔吾の同級生による首位打者争い。最終的には日本新記録となる216安打を放った秋山も4厘届かず、驚異の出塁率.469を残した柳田が首位打者に輝いた。
さらに、かねてから目標にしていた3割・30本・30盗塁のトリプルスリーも成し遂げた柳田。「トリプルスリー」+「首位打者」となると、長いプロ野球の歴史の中でも史上初の偉業である。
本塁打と打点では、西武の4番・中村剛也が二冠を達成。本塁打王は2年連続6度目、打点王は4年ぶり3度目、W受賞は4年ぶり2回目のことになる。
今年はあの王貞治氏を超える通算16本目の満塁本塁打を放つなど、勝負強さが光ったレオの4番。規定打席に到達したシーズンはすべてで本塁打王を獲得という伝説も継続させている。
ここでは、気になるタイトル獲得者と、最終成績上位者3名を部門ごとに以下にまとめた。今年のパ・リーグを盛り上げたのはこの男たちだ!
【投手】
勝利数
1位 15勝 大谷翔平(日本ハム) ☆初3位 13勝 武田翔太(ソフトバンク)
防御率
1位 2.24 大谷翔平(日本ハム) ☆初2位 2.38 西 勇輝(オリックス)
3位 2.91 則本昂大(楽天)
勝率
1位 .750 大谷翔平(日本ハム) ☆初2位 .684 武田翔太(ソフトバンク)
3位 .609 涌井秀章(ロッテ)
[※13勝以上を対象]
奪三振
1位 215個 則本昂大(楽天) ☆2年連続2度目2位 196個 大谷翔平(日本ハム)
3位 163個 武田翔太(ソフトバンク)
ホールドポイント
1位 42HP 増田達至(西武) ☆初2位 35HP 大谷智久(ロッテ)
2位 35HP 青山浩二(楽天)
セーブ
1位 41セーブ サファテ(ソフトバンク) ☆初2位 39セーブ 増井浩俊(日本ハム)
3位 34セーブ 松井裕樹(楽天)
投手では、高卒3年目の大谷翔平が本格化。自身初となる開幕投手の大役を掴み、エースとして挑んだ一年で最多勝、最優秀防御率、最高勝率の“投手三冠”に輝いた。
なお、高卒3年目でのタイトル獲得というと、最多勝は07年の涌井秀章(当時西武)、防御率は87年の桑田真澄(巨人)、勝率は95年の平井正史(オリックス)以来のこと。怪物がまた一つ歴史に名を刻んだ。
また、その怪物と並んで最多勝に輝いたのが、ロッテの涌井秀章。西武時代の07年と09年に最多勝を獲得しており、今年で6年ぶり3回目のこと。勤続披露による故障や中継ぎ・抑えへの転向、FA移籍などもがき苦しんだ右腕が、見事な復活を果たした。
最後に、セーブ部門でタイトルを獲得したソフトバンクのサファテは、3球団目にして初のタイトル獲得。41セーブは昨年オリックスの平野佳寿が記録したパ・リーグ記録(40セーブ)を塗り替えるリーグ新記録であり、08年のクルーン(巨人)と今年の呉昇桓(阪神)、バーネット(ヤクルト)と並んでNPB助っ人最多タイ記録にもなった。
【野手】
打率
1位 .363 柳田悠岐(ソフトバンク) ☆初2位 .359 秋山翔吾(西武)
3位 .326 近藤健介(日本ハム)
本塁打
1位 37本 中村剛也(西武) ☆2年連続6度目2位 35本 松田宣浩(ソフトバンク)
3位 34本 柳田悠岐(ソフトバンク)
3位 34本 レアード(日本ハム)
打点
1位 124点 中村剛也(西武) ☆4年ぶり3度目2位 102点 中田 翔(日本ハム)
3位 99点 柳田悠岐(ソフトバンク)
出塁率
1位 .469 柳田悠岐(ソフトバンク) ☆初2位 .419 秋山翔吾(西武)
3位 .405 近藤健介(日本ハム)
安打数
1位 216本 秋山翔吾(西武) ☆初2位 182本 柳田悠岐(ソフトバンク)
3位 155本 清田育宏(ロッテ)
盗塁
1位 34個 中島卓也(日本ハム) ☆初2位 32個 柳田悠岐(ソフトバンク)
3位 30個 西川遥輝(日本ハム)
今年、特に激しかったのが柳田悠岐と秋山翔吾の同級生による首位打者争い。最終的には日本新記録となる216安打を放った秋山も4厘届かず、驚異の出塁率.469を残した柳田が首位打者に輝いた。
さらに、かねてから目標にしていた3割・30本・30盗塁のトリプルスリーも成し遂げた柳田。「トリプルスリー」+「首位打者」となると、長いプロ野球の歴史の中でも史上初の偉業である。
本塁打と打点では、西武の4番・中村剛也が二冠を達成。本塁打王は2年連続6度目、打点王は4年ぶり3度目、W受賞は4年ぶり2回目のことになる。
今年はあの王貞治氏を超える通算16本目の満塁本塁打を放つなど、勝負強さが光ったレオの4番。規定打席に到達したシーズンはすべてで本塁打王を獲得という伝説も継続させている。