2013年にリーグ優勝した楽天だが、2年連続で最下位に沈んだ。今季は嶋基宏、藤田一也、銀次といった主力の故障に加え、新外国人の不調などが目立った。気が付けば開幕から大きく躓いたオリックスにも抜かれ最下位で終わる。
そんな中、投手陣は夏前まで安定した成績を残していた。チーム防御率は前半終了時点で、リーグ2位の3.28。先発防御率はリーグ5位の3.57だったが、リリーフ陣は高卒2年目ながら守護神に抜擢された松井裕樹の防御率0.63を始め、クルーズが防御率0.40、福山博之が防御率1.85、武藤好貴が防御率2.79など奮闘。救援防御率はリーグ2位の防御率2.77を記録した。
だが、疲れが見え始めた後半戦、リリーフ陣が打ち込まれ敗戦する試合が目立った。後半戦リリーフ陣の敗戦数はリーグワーストの13敗。救援防御率も4.98とリーグ最下位の成績だった。特に9月の月間防御率を見てみると松井が0.82、福山が防御率2.00も、青山が防御率4.32、クルーズが防御率9.82、武藤が防御率15.26と苦戦。終わってみれば、チーム防御率はリーグ最下位の3.82だった。
一方、前半終了時点でリーグワーストのチーム防御率4.28だったロッテは、後半戦のチーム防御率1位の2.95と改善。投手陣が安定したことでチームの白星も増えていき、2年ぶりのCS進出を決めている。
楽天が2年連続最下位に終わった原因は、投手陣以外にもある。課題は多いが、前半戦まずまずの成績を残した投手陣を1年間安定させることができれば、上位に進出も夢ではない。
【楽天投手陣の成績】
●全日程終了時のチーム防御率
チーム:3.82(リーグ6位)
先 発:3.89(リーグ5位)
救 援:3.71(リーグ5位)
●前半終了時点のチーム防御率
チーム:3.28(リーグ2位)
先 発:3.57(リーグ5位)
救 援:2.77(リーグ2位)
●後半終了時点のチーム防御率
チーム:4.57(リーグ6位)
先 発:4.34(リーグ5位)
救 援:4.98(リーグ6位)
そんな中、投手陣は夏前まで安定した成績を残していた。チーム防御率は前半終了時点で、リーグ2位の3.28。先発防御率はリーグ5位の3.57だったが、リリーフ陣は高卒2年目ながら守護神に抜擢された松井裕樹の防御率0.63を始め、クルーズが防御率0.40、福山博之が防御率1.85、武藤好貴が防御率2.79など奮闘。救援防御率はリーグ2位の防御率2.77を記録した。
だが、疲れが見え始めた後半戦、リリーフ陣が打ち込まれ敗戦する試合が目立った。後半戦リリーフ陣の敗戦数はリーグワーストの13敗。救援防御率も4.98とリーグ最下位の成績だった。特に9月の月間防御率を見てみると松井が0.82、福山が防御率2.00も、青山が防御率4.32、クルーズが防御率9.82、武藤が防御率15.26と苦戦。終わってみれば、チーム防御率はリーグ最下位の3.82だった。
一方、前半終了時点でリーグワーストのチーム防御率4.28だったロッテは、後半戦のチーム防御率1位の2.95と改善。投手陣が安定したことでチームの白星も増えていき、2年ぶりのCS進出を決めている。
楽天が2年連続最下位に終わった原因は、投手陣以外にもある。課題は多いが、前半戦まずまずの成績を残した投手陣を1年間安定させることができれば、上位に進出も夢ではない。
【楽天投手陣の成績】
●全日程終了時のチーム防御率
チーム:3.82(リーグ6位)
先 発:3.89(リーグ5位)
救 援:3.71(リーグ5位)
●前半終了時点のチーム防御率
チーム:3.28(リーグ2位)
先 発:3.57(リーグ5位)
救 援:2.77(リーグ2位)
●後半終了時点のチーム防御率
チーム:4.57(リーグ6位)
先 発:4.34(リーグ5位)
救 援:4.98(リーグ6位)