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各球団の主力が次々に現役引退 若手の台頭が影響?

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高卒2年目ながらチームの中心として活躍する西武の森友哉(左)と楽天の松井裕樹(右)[BASEBALLKING]
 今季、斎藤隆(楽天)、和田一浩(中日)、小笠原道大(中日)、谷佳知(オリックス)など近年に比べると現役引退を表明する主力選手が多い。20日、『サンデーモーニング』(TBS系)に出演した張本勲氏はこのことについて「(引退する選手が増えてきたのは)裏を返せば若手が伸び、突き上げてきたから」と言及する。

 確かにNPB全体を見渡しても、高卒3年目の大谷翔平(日本ハム)と藤浪晋太郎(阪神)がリーグを代表する投手に成長。野手でも、トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)が確実な山田哲人(ヤクルト)が23歳、柳田悠岐(ソフトバンク)も26歳。シーズン200安打を達成した秋山翔吾(西武)も柳田と同学年と、20代の選手の活躍が目立つ。

 また、高校卒業してから1、2年でレギュラーに定着する選手もでてきた。高卒2年目の森友哉(西武)は1年目に6本塁打を記録すると、2年目の今季は得意の打撃を活かすために本職とする捕手ではなく、開幕から指名打者や右翼で先発出場を続けている。

 全体1位で選出されたオールスターでは、清原和博氏以来となる10代で本塁打をマーク。後半戦に入って調子を落とした時期もあったが、ここまで129試合に出場して打率.283、15本塁打61打点と2年目とは思えないほどの働きを見せている。

 投手でも森と同学年の松井裕樹(楽天)が守護神を務めている。守護神候補のミコライオが故障で離脱し、松井が抑えに抜擢された。大久保博元監督の期待に応えるように開幕からセーブを積み重ね、シーズンでの球団新記録となる30セーブをマークしている。

 さらに松井、森よりも1学年下の浅間大基(日本ハム)や岡本和真(巨人)は高卒1年目から一軍でプレーする。球界を代表する選手たちが引退するのは寂しいが、1、2年目から活躍する若い世代が増えた。ポジティブに捉えれば、球界全体で世代交代が上手くいっているといえそうだ。
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