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14年ぶりのVへ ヤクルトには強力リリーフ陣がいる!

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首位を走るヤクルトのリリーフ陣左から秋吉亮、バーネット、オンドルセク [BASEBALLKING]
 首位のヤクルトが27日に行われた2位の巨人との首位攻防戦に2-1で勝利し、14年ぶりの悲願に向けて優勝マジック3を点灯させた。

 ヤクルトといえば、首位打者の川端慎吾、本塁打王と盗塁王の山田哲人、打点王の畠山和洋と破壊力抜群の打線がクローズアップされることが多いが、この日は救援防御率リーグトップ(2.66)のリリーフ陣の活躍が光った。

 1点リードの6回から中4日の先発・石川雅規から秋吉亮にスイッチ。8月20日のDeNA戦から17試合連続無失点中の秋吉は、先頭の片岡治大を右飛に打ち取ると、続く坂本勇人も左飛、最後は阿部慎之助を低めの変化球で空振り三振。前日に2イニング投げた疲れを感じさせない投球で、1イニングを完璧に封じた。

 7回はロマンがマウンドに上がる。今季はリリーフ中心に登板していたが、先発の足りなくなった8月に先発を務めることもあった。先発とリリーフの両方をこなせるロマンだが、26日の巨人戦で敗戦投手になるなど、ここに来て疲れからか安定感を欠いた投球が続いている。この日も先頭の長野久義にセンター前に運ばれると、亀井善行にも左安で無死一、二塁のピンチを招く。だが、代打・寺内崇幸の犠打失敗で一死とした。

 ここで、ヤクルトは左の久古健太郎をマウンドへ送る。対する打者は左の代打・堂上剛裕。久古は試合前まで左打者の対戦被打率.192と得意にしている。相性通り左の代打・堂上、アンダーソンを打ち取りピンチを脱出。

 8回はセットアッパーのオンドルセクが登板。今季から加入した助っ人右腕は、課題だったリリーフ陣の層を厚くさせるだけでなく、守護神・バーネットの尻に火を付けさせた存在。そのオンドルセクは先頭の立岡宗一郎を見逃し三振に仕留める。片岡治大に三塁打を浴びるも、続く坂本勇人を捕邪飛。

 二死としたところで、ヤクルトベンチは動く。守護神・バーネットを8回途中から送り込んだ。阿部慎之助に死球を与えたが、続く長野久義を空振り三振。イニング跨ぎとなった9回に安打と四球で一死一、二塁とされるも加藤健、立岡を連続三振に仕留めゲームセット。

 6回以降、毎回のように走者を出しながらも自慢のリリーフ陣が踏ん張り、勝利の原動力となった。昨季まではリーグ屈指の打線を誇った一方で、チーム防御率はリーグワーストの4.62で、救援防御率も4.58だった。今季はオンドルセクが加入し、リリーフのロマンがハマった。そこに久古、バーネットが復活。秋吉も春先不調だったが、夏場に入り安定した。先発陣に不安は残すが、6回以降は強力なリリーフ陣がいる。疲労が気になるところだが、14年ぶりの歓喜の瞬間までもう一踏ん張りだ。

【主なヤクルトリリーフ陣の今季成績】
秋吉亮
71試 6勝1敗21H 防2.34

久古健太郎
34試 0勝0敗8H 防2.35

ロマン
59試 4勝5敗23H 防2.53

オンドルセク
69試 5勝2敗30H 防2.14

バーネット
56試 3勝1敗39S 防1.35

※成績は9月27日時点
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