2年ぶりにCS出場を決めたロッテ。今年は5年周期に日本一が訪れるゴールデンイヤー。一時はAクラスも厳しいと思われたが、CS出場を決めたことで日本一への期待が高まる。
10日からクライマックス・シリーズがスタート。3位のロッテは敵地で2位の日本ハムと対戦する。シーズンでは12勝13敗と負け越した相手だが、ラスト4試合の対戦は4勝。また、ロッテが日本一となった10年以降は、西武、ソフトバンク、ロッテ、日本ハムなど3位のチームがファーストステージを勝ち抜いている。
さらに07年にCSがスタートしてからファーストステージの初戦を勝利した全てのチームがファイナルステージに駒を進めている。それを考えると、日本ハムとの初戦に勝利することができればファーストステージ突破も見えてくる。
ただ、日本ハムの第1戦先発に最優秀防御率、最多勝、最高勝率の投手三冠に輝いた大谷翔平が予想される。ロッテはシーズン中に大谷と3度対戦したが、1勝2敗。6月24日と8月18日の試合で完封負けを食らった苦手な相手だ。最初の関門として、大谷を打ち崩さなければならない。
日本ハムを倒しファイナルステージに進むことができれば、14日から福岡でソフトバンクと対戦する。日本シリーズ進出をかけてソフトバンクとの対戦は、過去に05年と10年に2度。それも今回と同じ福岡の地だ。05年はプレーオフ第2ステージの第5戦、勝利したチームが日本シリーズ進出が決まる大事な一戦。ロッテはリードを許す展開も、1点を追う8回に里崎智也が2点タイムリー二塁打を放ち逆転。このリードを守り切ったロッテは、31年ぶり5度目のリーグ優勝を果たし日本シリーズ進出を決めた。阪神との日本シリーズでも勢いは止まらず、4連勝で日本一。圧倒的な強さを誇った。
クライマックス・シリーズとなった10年は、今年と同じ3位でCS出場。西武とのファーストステージに連勝し、ファイナルステージに進出。3位から日本シリーズ進出を目指すロッテは、3勝3敗で迎えた第6戦、5回に今江敏晃の2点タイムリーなどで4点を先制すると、8回には金泰均のタイムリー、大松尚逸の2ランなどで加点。7-0で勝利し、日本シリーズに駒を進めた。中日との日本シリーズでは、86年以来シリーズ史上2度目の引き分けもあったが4勝2敗1分で5年ぶりに日本一に輝いた。
そして今年は5年に1度訪れるゴールデンイヤー。球団も10日から下克上グッズを発売する予定があるなど、盛り上がりを見せる。日本一を達成した05年と10年のように、最後は笑顔で終えることができるだろうか。
【ロッテの05年のプレーオフと10年のCS成績】
・2005年
<第1ステージ>
ロ(2位) ○○ 西(3位)
<第2ステージ>
ロ(2位) ○○●●○ ソ(1位)
・2010年
<ファーストステージ>
ロ(3位) ○○ 西(2位)
<ファイナルステージ>
ロ(3位) ☆○●●○〇 ソ(1位)
※☆はソフトバンクのアドバンテージ
※ロ…ロッテ、西…西武、ソ…ソフトバンク
10日からクライマックス・シリーズがスタート。3位のロッテは敵地で2位の日本ハムと対戦する。シーズンでは12勝13敗と負け越した相手だが、ラスト4試合の対戦は4勝。また、ロッテが日本一となった10年以降は、西武、ソフトバンク、ロッテ、日本ハムなど3位のチームがファーストステージを勝ち抜いている。
さらに07年にCSがスタートしてからファーストステージの初戦を勝利した全てのチームがファイナルステージに駒を進めている。それを考えると、日本ハムとの初戦に勝利することができればファーストステージ突破も見えてくる。
ただ、日本ハムの第1戦先発に最優秀防御率、最多勝、最高勝率の投手三冠に輝いた大谷翔平が予想される。ロッテはシーズン中に大谷と3度対戦したが、1勝2敗。6月24日と8月18日の試合で完封負けを食らった苦手な相手だ。最初の関門として、大谷を打ち崩さなければならない。
日本ハムを倒しファイナルステージに進むことができれば、14日から福岡でソフトバンクと対戦する。日本シリーズ進出をかけてソフトバンクとの対戦は、過去に05年と10年に2度。それも今回と同じ福岡の地だ。05年はプレーオフ第2ステージの第5戦、勝利したチームが日本シリーズ進出が決まる大事な一戦。ロッテはリードを許す展開も、1点を追う8回に里崎智也が2点タイムリー二塁打を放ち逆転。このリードを守り切ったロッテは、31年ぶり5度目のリーグ優勝を果たし日本シリーズ進出を決めた。阪神との日本シリーズでも勢いは止まらず、4連勝で日本一。圧倒的な強さを誇った。
クライマックス・シリーズとなった10年は、今年と同じ3位でCS出場。西武とのファーストステージに連勝し、ファイナルステージに進出。3位から日本シリーズ進出を目指すロッテは、3勝3敗で迎えた第6戦、5回に今江敏晃の2点タイムリーなどで4点を先制すると、8回には金泰均のタイムリー、大松尚逸の2ランなどで加点。7-0で勝利し、日本シリーズに駒を進めた。中日との日本シリーズでは、86年以来シリーズ史上2度目の引き分けもあったが4勝2敗1分で5年ぶりに日本一に輝いた。
そして今年は5年に1度訪れるゴールデンイヤー。球団も10日から下克上グッズを発売する予定があるなど、盛り上がりを見せる。日本一を達成した05年と10年のように、最後は笑顔で終えることができるだろうか。
【ロッテの05年のプレーオフと10年のCS成績】
・2005年
<第1ステージ>
ロ(2位) ○○ 西(3位)
<第2ステージ>
ロ(2位) ○○●●○ ソ(1位)
・2010年
<ファーストステージ>
ロ(3位) ○○ 西(2位)
<ファイナルステージ>
ロ(3位) ☆○●●○〇 ソ(1位)
※☆はソフトバンクのアドバンテージ
※ロ…ロッテ、西…西武、ソ…ソフトバンク