ニュース 2015.10.14. 23:59

メジャーさながら!パ・リーグのクライマックス中継に「pitchf/x」が導入され話題に

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選手がどこで、なにをしているのか。グラウンド上のことはすべてお見通しに!?[Getty Images]
 14日、セ、パ両リーグのクライマックス・シリーズ(以下CS)ファイナルステージが開幕。セはファーストステージを勝ち上がった巨人が、パは王者・ソフトバンクが勝利を収めた。

 日本シリーズ進出をかけた戦いの大事な初戦。どちらも注目度の高いゲームとなったが、試合そのもののほかに、パ・リーグのソフトバンク-ロッテ戦の中継にひっそりと“あるシステム”が登場し、話題を呼んだ。

 NHK・BS1の中継を見てみると、ふだんのカウント・得点表示の上に長方形の箱が登場。その中には9マスに区切られたストライクゾーンのようなものが描かれ、投手が投球を行うたびにボールの着弾点が記されていく。

 投球コースを示す配球チャートのようなものは近年の野球中継では珍しいものではなくなったが、今回のNHK・BS1の中継で登場したものは、視点を上に変えてボールがベースのどのあたりを通ったかの球筋や、真横から見たボールの軌道がCGで再現されるという今までにない“ハイテク”なものであった。

 実はこれ、「pitchf/x」と呼ばれるシステムで、MLBではテレビ中継や公式サイトの速報等でも当たり前のように用いられているポピュラーな仕掛け。球場に設置したカメラ映像をもとに、投球の軌跡や変化量、打球角度・初速度などの各種データを自動で取得し、一瞬ですべてを可視化してしまうという優れものだ。

 NHK・BS1は今年のパ・リーグのCSファイナルステージ全6試合の中継において、データスタジアム株式会社とタッグを組んで「pitchf/x」のデータを基にした技術を中継に導入。この第1戦でプロ野球ファンにお披露目となったというわけだ。

 これには中継を見ていたファンも、

「メジャーの中継みたい!」
「なんかオシャレ」
「他局もはやく導入しよう」
「ボールゾーンなのにコールはストライクとか、その辺も正確」

 などと興味津々。今後の展開に期待する声も多く上がった。ただし、一方では

「凝ってるけど邪魔だな」
「球種がまったくわからないから無能」
「表のストライクゾーン狭すぎない?」

 といった課題を指摘する意見も。日本ではなかなか見られない光景に、ファンは様々な感想を抱いたようだった。

 すでにアメリカでは「pitchf/x」のほかにも、投球だけでなく打者や守る野手の動きまですべて丸裸になってしまう「Statcast」が今シーズンから導入されるなど、新たな野球の見方を提供していくことでファンを楽しませている。

 時代が変われば、野球の見方も変わる?CSのような複数の局で中継がある試合では、各局が工夫を凝らして製作する“中継”の方に注目して見るのも楽しみのひとつかもしれない。

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