攻撃的な2番打者・川端慎吾(ヤクルト)がCSファイナルステージ4試合で打率.467をマークしCSのMVPを受賞した。
セ・リーグの2番打者を見てみると菊池涼介(広島)の49犠打を始め、片岡治大(巨人)が36犠打、大和(阪神)が28犠打、亀沢恭平(中日)が27犠打、白崎浩之が22犠打(DeNA)と各球団の2番打者は20以上の犠打を記録している。
そんな中、川端の今季の犠打数はわずかに2。17日のCSファイナルステージ第4戦も初回、比屋根渉が二塁打で出塁すると、続く川端は送らずに打って出た。ピッチャー・ポレダの正面についた打球となったが、相手のミスに助けられチャンスを広げ、続く山田哲人のタイムリーなどで3点を先制した。3点のリードを守り切ったヤクルトは、日本シリーズ進出を決めた。
真中監督は、キャンプ前から2番川端の構想を明かしていたが、シーズン序盤は2番を打っていたわけではなかった。チーム事情もあってか、前半戦は昨季まで任されていた3番や1番で出場が多く、本格的に2番を打つようになったのは、後半戦に入ってからだった。
後半戦に入り、真中監督が思い描いていた打順に川端を配置できたことで、破壊力が増した。特に後ろを打つ山田と畠山に好影響を与え、2人は100打点以上をマーク。畠山は自身初となる打点王のタイトルを獲得した。
過去に日本ハム時代の小笠原道大や元ヤクルトのリグスといった長打力のある2番打者もいたが、川端は08年の栗山巧(西武)のような安打で繋ぐタイプ。ただ、08年の栗山は22犠打を記録しており、犠打で3番に繋ぐということケースも多かった。それを考えると、今年の川端はバントをしない新しい攻撃的2番打者像を作ったといえそうだ。
【セ・リーグの主な2番打者の犠打数】
49犠打 菊池涼介(広島)
36犠打 片岡治大(巨人)
28犠打 大和(阪神)
27犠打 亀沢恭平(中日)
22犠打 白崎浩之(DeNA)
2犠打 川端慎吾(ヤクルト)
セ・リーグの2番打者を見てみると菊池涼介(広島)の49犠打を始め、片岡治大(巨人)が36犠打、大和(阪神)が28犠打、亀沢恭平(中日)が27犠打、白崎浩之が22犠打(DeNA)と各球団の2番打者は20以上の犠打を記録している。
そんな中、川端の今季の犠打数はわずかに2。17日のCSファイナルステージ第4戦も初回、比屋根渉が二塁打で出塁すると、続く川端は送らずに打って出た。ピッチャー・ポレダの正面についた打球となったが、相手のミスに助けられチャンスを広げ、続く山田哲人のタイムリーなどで3点を先制した。3点のリードを守り切ったヤクルトは、日本シリーズ進出を決めた。
真中監督は、キャンプ前から2番川端の構想を明かしていたが、シーズン序盤は2番を打っていたわけではなかった。チーム事情もあってか、前半戦は昨季まで任されていた3番や1番で出場が多く、本格的に2番を打つようになったのは、後半戦に入ってからだった。
後半戦に入り、真中監督が思い描いていた打順に川端を配置できたことで、破壊力が増した。特に後ろを打つ山田と畠山に好影響を与え、2人は100打点以上をマーク。畠山は自身初となる打点王のタイトルを獲得した。
過去に日本ハム時代の小笠原道大や元ヤクルトのリグスといった長打力のある2番打者もいたが、川端は08年の栗山巧(西武)のような安打で繋ぐタイプ。ただ、08年の栗山は22犠打を記録しており、犠打で3番に繋ぐということケースも多かった。それを考えると、今年の川端はバントをしない新しい攻撃的2番打者像を作ったといえそうだ。
【セ・リーグの主な2番打者の犠打数】
49犠打 菊池涼介(広島)
36犠打 片岡治大(巨人)
28犠打 大和(阪神)
27犠打 亀沢恭平(中日)
22犠打 白崎浩之(DeNA)
2犠打 川端慎吾(ヤクルト)