一桁の背番号や10番代の背番号を付けていた選手の多くが現役引退、自由契約となり各球団、良い番号が現在空白となっている。今オフ、誰がその番号を付けるのか注目だ。

　オリックスは背番号4を付けていたヘルマンと9の坂口智隆が自由契約、背番号5の平野恵一が引退と、今オフ一気に一桁の背番号が3つも空いた。昨季も1と6が空いたが、1はアメリカ帰りの中島裕之、6がドラフト2位で入団した宗佑磨が背負った。空いた3つの番号を期待の若手が背負うのか、新人が付けるのか。それとも空番となるのか気になるところだ。

　広島も東出輝裕が引退、栗原健太が自由契約となり2と5に加え、13年に現役引退した前田智徳氏が現役時代に付けていた1が現在空いている。レギュラーで活躍する菊池涼介が33、田中広輔が63の背番号を付けている。一桁の背番号が2つ空いたが、レギュラーの2人がその背番号を付けることになるのか注目だ。

　また、西武では現在オリックスでプレーする中島がアメリカ球界に挑戦した13年から3年間空番となっている背番号3。入団から32番を背負ってきた浅村栄斗は打点王を獲得した13年オフに、3への変更を直訴。当時球団は、もう1年活躍したら検討すると話したが、14年浅村は成績を落とし白紙に。今季も32を付けてプレーしたが、今オフ球団幹部と浅村と話し合うとの報道があり、来季4年ぶりに西武の背番号3が復活する可能性がでてきた。

　今オフは各球団で背番号の大シャッフルが行われるのだろうか。

【10月24日時点で来季の主な空番】
●ソフトバンク
主な空番：00、3、15、26、33、40、45、47、49、52、61

●日本ハム
主な空番：00、0、7、20、27、29、41、42、44、45、47、52、55、58、59、69

●ロッテ
主な空番：0、13、15、17、20、22、32、39、41、51、55、56、58、68、99

●西武
主な空番：0、3、5、6、13、18、36、41、42、45、47、53、54、67

●オリックス
主な空番：00、4、5、9、10、13、20、29、41、44、51、67、69

●楽天
主な空番：0、9、18、19、25、28、30、44、57、61、68、70、91、98

●ヤクルト
主な空番：00、1、6、13、27、31、42、43、47、48、49、64、69、91

●巨人
主な空番：2、11、24、33、43、46、51、52、55、56

●阪神
主な空番：3、6、12、18、31、38、50、53、61、63、97

●広島
主な空番：1、2、5、17、24、46、65、68、99

●中日
主な空番：5、11、14、34、35、36、59

●DeNA
主な空番：00、1、6、8、10、21、31、42、45、47、58、59、60、67、69

※ ヤクルトの6、27　オリックスの41　ソフトバンクの15は準永久欠番