日本シリーズ第2戦
○ ソフトバンク 4 － 0 ヤクルト ●
＜10月25日　ヤフオクドーム＞

　第2戦も投打がかみ合ったソフトバンクが快勝。ヤクルトは打線が3安打無得点に封じ込まれ、2連敗で本拠地・神宮に帰ることになった。

　ヤクルトは初回、ソフトバンク先発・バンデンハークに対し1番上田がヒットで出塁したが、続く川端の打席で初球に盗塁を試みた上田が盗塁死。さっそく積極的な姿勢を見せたが、結果は裏目に出てしまった。

　真中監督はこの場面について「ランナーに出たら圧力をかける。そういう姿勢を見せたかった」とゴーサインの意図を説明。結局、バンデンハークの前に8回まで得点を奪えず、「みんなで粘って、球数を放らせることはできたんだけど…」と唇を噛んだ。

　4回に李大浩に先制2ランを浴び、5回途中2失点で降板した先発・小川については「球数（98球）もあったし、あそこが限界だった」と降板理由を説明。敵地で痛恨の2連敗スタートとなったが、「神宮に帰ってやり返すしかない。ヤクルトらしい野球を見せたいと思います」と本拠地での巻き返しを誓った。