ニュース 2015.10.26. 18:00

ヤクルト2連敗…過去の日本Sで連敗から日本一になったケースは?

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日本シリーズ連敗スタートとなったヤクルトの真中満監督 [BASEBALLKING]
 日本シリーズは第2戦まで終了。14年ぶりに日本シリーズ出場を果たしたヤクルトは、日本シリーズ連覇を目指すソフトバンクに敵地で2連敗スタートとなった。

 過去に2連敗してから日本一になった例を紹介していきたい。2000年にダイエー(現ソフトバンク)と対戦した巨人は、本拠地東京ドームで2連敗。敵地福岡ドームに舞台を移した第3戦は、3回までに7点を奪い巨人が9-3で圧勝。変則日程となったこのシリーズは第4戦、第3戦から3日後に行われた。その第4戦に2-1で巨人が勝利し2勝2敗のタイに戻すと、第5戦は当時ルーキーだった高橋尚成がダイエー打線を2安打12奪三振の好投で完封勝利。勢いに乗った巨人は第6戦も9点を奪い快勝。巨人が94年以来6年ぶりに日本一に輝いた。

 2011年に日本一となったソフトバンクも第1戦と第2戦を落としている。中日と対戦したソフトバンクは敵地での第3戦に勝利。第4戦は、1点リードの6回無死満塁の場面で登板した森福充彦が無失点で切り抜けると、このまま逃げ切り2勝2敗。第5戦に勝利し、王手をかけて本拠地に戻るも第6戦は敗戦。中日に逆王手をかけられた。第7戦は先発した杉内が中日打線を7回無失点に抑えると、3点リードの8回からはファルケンボーグ、森福、摂津正の必勝リレーで逃げ切り勝利。4勝3敗でソフトバンクが日本一となった。

 さらに58年の西鉄、86年の西武(第1戦引き分け)89年の巨人は3連敗したが、4連勝で日本一に輝いたというケースもある。

 現時点では、故障で出場ができない4番内川聖一の不在を感じさせない強さを見せるソフトバンクが2勝。ヤクルトは厳しい戦いが続いているが、過去に第1戦、第2戦と敗戦しながら日本一になったチームもある。14年ぶりの日本一に向けて、27日の第3戦はなんとしても勝利したいところだ。

・開幕2連敗から日本一のパターン一覧
【4勝2敗】
2000年 巨人
●●○○○○

【4勝2敗1分】
1962年 東映
●●△○○○

【4勝3敗】
1979年 広島、2011年ソフトバンク
●●○○○●○

1980年 広島
●●○○●○○

1958年 西鉄、1989年 巨人
●●●○○○○

1986年 西武
△●●●○○○○

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