SMBC日本シリーズ2015は27日、神宮球場で第3戦が行われ、セ・リーグ覇者のヤクルトが山田の日本シリーズ史上初となる1試合3本塁打などで8－4とパ・リーグ王者のソフトバンクに勝ち、初白星を挙げて対戦成績を1勝2敗とした。

　ヤクルトは3－4の5回に山田が左越え2ランを放った。山田は初回に2ラン、3回にもソロを放っていた。2試合にまたがっての記録では、3打席連続本塁打は1970年の長嶋（巨人）がマークしているものの、1試合での3打席連発は史上初のこと。

　ソフトバンクは5回に明石のソロで一時は勝ち越したが、救援陣が踏ん張れなかった。

【10月27日　日本シリーズ試合結果】

○ ヤクルト　8 － 4　ソフトバンク ●
＜神宮＞

「ヤクルトが逆転勝ち」

　ヤクルトが逆転勝ちした。山田が初回に先制2ランを放つと3回に勝ち越しソロ、3－4の5回には3打席連続の逆転2ランを放った。8回には畠山のソロなどで3点を加えて突き放した。杉浦は5回途中で降板したが、その後は5投手が無失点でつないだ。

　ソフトバンクは2度リードされながらも一時は逆転したが、救援陣が踏ん張れなかった。

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