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新天地で輝きを放てず…苦しんだ選手といえば

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思うような結果を残すことができなかった成瀬善久(左)、松坂大輔(中)、中島裕之(右)[BASEBALLKING]
 28日にソフトバンクがヤクルトを4勝1敗で下し、日本一を達成した。日本シリーズが終了し、ストーブリーグがいよいよ幕を開けた。昨季のストーブリーグを賑わせながら、今季期待に応えられなかった選手がいる。

 9年ぶりに日本球界に復帰したソフトバンクの松坂大輔がその一人。キャンプから大勢のマスコミ、ファンが集まり注目度はかなり高かった。オープン戦では3試合に登板して、1勝1敗、防御率3.75とまずまずの成績。

 先発ローテーション入りを果たしたかと思われたが、開幕前にインフルエンザで離脱。さらに右肩筋疲労のため、一軍登板は白紙に。5月20日のオリックスとの二軍戦に登板したが、再び右肩に違和感を覚え離脱。その後も右肩の状態は上がらず。8月18日に、右肩関節唇および腱板クリーニング手術などを受けた。結局、松坂は一度も一軍に登板することなく、シーズンを終えている。

 ロッテからヤクルトへFA移籍した成瀬善久も、苦しんだ。開幕前に石川雅規、小川泰弘とともに先発の軸として期待された。移籍後初登板となった3月31日の阪神戦で初勝利を飾る。上々のデビューを果たすも、4月7日の中日戦から5月14日の阪神戦にかけて自身5連敗。ロッテ時代のような投球を見せられず、7月31日の阪神戦を最後に一軍登板はなし。ヤクルトは14年ぶりに日本シリーズ進出を果たしたが、成瀬は日本シリーズ出場資格者から外れた。

 野手では、大型補強の目玉としてオリックスに入団した中島裕之が今ひとつだった。アメリカ時代は苦しんだが、西武時代に打率3割を6度記録したことのある打者。一定の活躍を見せると思われたが、故障や打撃不振で本来の力を発揮できず。規定打席に到達したが打率.240、10本塁打46打点と全盛期の働きを見せることができなかった。

 一方で、8年ぶりに日本球界に復帰した黒田博樹は、二ケタ11勝をマーク。故障で登録抹消した時期もあったが、169イニングを投げるなどエースの前田健太、最優秀防御率のタイトルを獲得したジョンソンとともに先発陣を支えた。

 移籍1年目に結果を残すことができなかった松坂、成瀬、中島の3人は来季巻き返すことができるだろうか。

【松坂、成瀬、中島の今季成績】
松坂大輔(ソフトバンク)
今季成績:一軍登板なし

成瀬善久(ヤクルト)
今季成績:14試 3勝8敗 防4.76

中島裕之(オリックス)
今季成績:117試 率.240 本10 点46
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