強化試合
○ 侍ジャパン 3x － 2 プエルトリコ ●
＜11月6日　福岡ヤフオク！ドーム＞

　11月8日に「WBSC世界野球プレミア12」が開幕する。本大会を前に6日、侍ジャパンはヤフオクドームでプエルトリコと強化試合を行った。

　8回までチャンスを作るも1点しか奪えなかった侍ジャパンは、1点を追う9回、先頭の坂本勇人（巨人）が安打で出塁。バッテリーミスなどで一死三塁とすると、1番の秋山翔吾（西武）がタイムリーを放ち同点。続く中村晃が四球を選ぶと、途中出場の嶋基宏（楽天）がレフトへタイムリーを放ちサヨナラ勝ちを収めた。

　投手陣は、菅野智之（巨人）が先発したが、先頭のゴンザレスにセンター前に運ばれると、一死後、ソーンの打席で一塁走者のゴンザレスに二盗を決められる。さらに暴投で三塁へ進められると、菅野のボークでプエルトリコに先制点を許した。1点を追う4回から3番手で登板した武田翔太（ソフトバンク）も一死後、四球と安打で一、三塁とされると、ヒメネスに犠牲フライを打たれ1点を失った。その後は投手陣が、走者を許しながらも無失点に抑え、サヨナラ勝ちに繋げた。