ニュース 2015.11.08. 16:21

6年ぶりのライバル対決 06年WBC以降の韓国戦の対戦成績は?

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握手をかわす日本代表の小久保裕紀監督(左)と韓国代表の金寅植監督 [getty images]
 いよいよ8日に「WBSC世界野球プレミア12」が開幕する。侍ジャパンは同日、札幌ドームで宿敵韓国と対戦。WBCや五輪で数々の名勝負を繰り広げてきた。

 WBCが始まった06年以降の日本と韓国の対戦成績は5勝6敗となっている。06年のWBCでは東京ドームで行った第1ラウンド、第2ラウンドともに敗れた。1番を任されていたイチローを3番に置き、不調だった福留孝介をスタメンから外した準決勝は、6回まで両チーム無得点。試合が動いたのは7回。日本はスタメンから外れていた福留が2ランを放つなど、この回一挙5点を先制。8回にも追加点を挙げた日本が、6-0で勝利し、決勝に駒を進めた。

 日本は07年に行われた北京五輪予選でも勝利。しかし、08年に行われた北京五輪では予選リーグ、準決勝でともに敗退。宿敵の韓国に敗れメダルを獲得することができず。一方の韓国は金メダルを獲得した。

 翌年のWBCでは、5度対戦。第1ラウンドからダブルイリミネーション方式が採用されたこともあり2度対戦した。1度目は北京五輪で抑え込まれたキム・グァンヒョンを攻略するなど14安打14得点の猛攻で7回コールド勝ち。2度目は打線が韓国投手陣に抑え込まれ0-1で敗戦。

 第2ラウンドも2度対戦し、1勝1敗。さらに決勝でも対戦した。決勝戦は1点リードの9回に抑えのダルビッシュ有がタイムリーを浴び同点に追いつかれ、試合は延長戦へ。延長10回に二死二、三塁のチャンスから打撃不振に陥っていたイチローがセンター前に運ぶ2点タイムリーで勝ち越し。その裏、ダルビッシュがこのリードを守り切り大会二連覇を達成した。

 09年は5試合行われたが、13年のWBCでは対戦がない。今夜の試合が、09年に行われた第2回WBC決勝戦以来の対戦となる。日本は09年当時中学生だった大谷翔平(日本ハム)が先発。プレミア12で世界一になるためにも、ライバル韓国に勝利し弾みをつけたいところだ。

【WBC以降の韓国との対戦成績】
<WBC>
06年
第1R:●2-3
第2R:●1-2
準決勝:○6-0

09年
第1R:○14-2
第1R:●0-1
第2R:●1-4
第2R:○6-2
決 勝:○5-3

<五輪>
07年北京五輪予選
決勝L:○4-3

08年北京五輪
予選L:●3-5
準決勝:●2-6
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