ニュース 2015.11.10. 15:00

『トリプルスリー』が流行語大賞の候補50語にノミネート

無断転載禁止
今年の球界を席巻した“あのワード”が流行語にノミネート![BASEBALLKING]
 今年最も話題となった言葉を選定する「現代用語の基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート50語が10日に発表され、野球界からは『トリプルスリー』がノミネートされた。

 『トリプルスリー』とは、一人の打者が「打率3割」・「本塁打30本」・「盗塁30個」を同一シーズンで記録することで、これまで80年以上を誇るプロ野球の歴史の中でも8人しか成し遂げることができなかった偉業である。

 ところが、今年は14年ぶりのセ・リーグ優勝を成し遂げたヤクルトから山田哲人と、日本一連覇に輝いたソフトバンクから柳田悠岐の2人が同時に『トリプルスリー』を達成。同じシーズンに2人の達成者が誕生するのは65年ぶりという一大事となった。

 ちなみに、昨年は『カープ女子』が野球界から流行語のトップテンに選出。また、『レジェンド』の受賞者として中日の山本昌が選出されていた。2年連続で野球界からのトップテン入りはなるのか、注目だ。

【過去20年の野球にまつわる流行語】
※肩書きは受賞当時のもの

・広島東洋カープ
「カープ女子」

・東北楽天ゴールデンイーグルス
「被災地が、東北が、日本がひとつになった 楽天、日本一をありがとう」(2013年) ※選考委員特別賞

・斎藤佑樹(早稲田大)
「何か持っていると言われ続けてきました。今日何を持っているのか確信しました…それは仲間です。」(2010年) ※特別賞

・野村克也(元楽天監督)
「ぼやき」(2009年)

・トレイ・ヒルマン(日本ハム監督)
「シンジラレナ~イ」(2006年)

・斎藤佑樹(早稲田実業高)
「ハンカチ王子」(2006年)

・千葉ロッテマリーンズ
「ボビーマジック」(2005年)

・堀江貴文(ライブドア社長)
「新規参入」(2004年)

・星野仙一(前阪神監督)
「勝ちたいんや!」(2003年)

・若松勉(ヤクルト監督)
「ファンの皆さま本当に日本一、おめでとうございます」(2001年)

・上原浩治(巨人)
「雑草魂」(1999年)☆大賞

・松坂大輔(西武)
「リベンジ」(1999年)☆大賞

・佐々木主浩(横浜)
「ハマの大魔神」(1998年)☆大賞

・長嶋茂雄(巨人監督)
「メークドラマ」(1996年)☆大賞

・野茂英雄(ドジャース)
「NOMO」(1995年)☆大賞

・仰木彬(オリックス)
「がんばろうKOBE」(1995年)☆大賞

・イチロー(オリックス)
「イチロー(効果)」(1994年)☆大賞
ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西