「WBSC世界野球プレミア12」の1次ラウンドグループBに所属する侍ジャパンは11日、メキシコと対戦する。今夜のメキシコ戦、前田健太(広島)が先発予定となっている。前田のプロ入り後の国際大会を振り返ると、昨年行われた日米野球を除けば世界を相手に戦ったのは第3回のWBCのみ。
第3回WBCが行われたのは、13年のシーズン前。前田は当時から広島のエースに君臨しており、12年は防御率1.53で最優秀防御率のタイトルを獲得。ダルビッシュ有(レンジャーズ)、岩隈久志(マリナーズ)のメジャー組が参加できない中、同学年の田中将大(当時楽天)とともに、ダブルエースとして期待された。
大会前に右肩の不安を抱えていたが、本大会では大会前の不安を吹き払うような投球を披露。第1ラウンドの中国戦で5回1安打、無失点の投球を見せると、第2ラウンドのオランダ戦でも5回1安打9奪三振、無失点に抑えた。しかし、準決勝のプエルトリコ戦では5回を1失点にまとめるも、打線の援護がなく敗戦。チームはWBC3連覇を逃した。
あれから2年。6年連続二ケタ勝利を達成するなど、今回のプレミア12では侍ジャパンの小久保裕紀監督から“日本のエース”の指名を受けるなど球界のエースに成長。2年前に出場したWBCで自身は、大会ベストナインに選出されたが、最後に悔しい思いをした。プレミア12では、日本の“エース”として他国を圧倒するような投球に期待したい。
成績:3試 2勝1敗 防0.60
第3回WBCが行われたのは、13年のシーズン前。前田は当時から広島のエースに君臨しており、12年は防御率1.53で最優秀防御率のタイトルを獲得。ダルビッシュ有(レンジャーズ)、岩隈久志(マリナーズ)のメジャー組が参加できない中、同学年の田中将大(当時楽天)とともに、ダブルエースとして期待された。
大会前に右肩の不安を抱えていたが、本大会では大会前の不安を吹き払うような投球を披露。第1ラウンドの中国戦で5回1安打、無失点の投球を見せると、第2ラウンドのオランダ戦でも5回1安打9奪三振、無失点に抑えた。しかし、準決勝のプエルトリコ戦では5回を1失点にまとめるも、打線の援護がなく敗戦。チームはWBC3連覇を逃した。
あれから2年。6年連続二ケタ勝利を達成するなど、今回のプレミア12では侍ジャパンの小久保裕紀監督から“日本のエース”の指名を受けるなど球界のエースに成長。2年前に出場したWBCで自身は、大会ベストナインに選出されたが、最後に悔しい思いをした。プレミア12では、日本の“エース”として他国を圧倒するような投球に期待したい。
前田健太と国際大会
【第3回WBC】成績:3試 2勝1敗 防0.60