プレミア12 1次ラウンドB組
○ 日本 6x - 5 メキシコ ●
<11月11日 台湾・天母>
メキシコの粘りに苦しんだ侍ジャパンだったが、最後は中田翔(日本ハム)のサヨナラ打でB組では唯一となる連勝スタートを切った。
小久保裕紀監督は試合後「これが国際大会の怖さ。途中から勝ってる気分じゃなかったが、勝ち切ったことが一番よかった」と安堵した。
誤算だったのが投手陣。先発の前田健太(広島)は5回を2失点でまとめたが、メキシコ打線に粘られ「行ける」という空気を与えてしまった。2番手の西勇輝(オリックス)、3番手の大野雄大(中日)は慣れないリリーフに苦戦し、小久保監督は「いつもと違うポジションでやってもらう難しさが出た」と振り返った。
投手陣で光ったのが、4番手の牧田和久(西武)と5番手の増井浩俊(日本ハム)。牧田は1点差に迫られ、なおも二死三塁のピンチで、先制ソロを放っている4番R.ロペスを空振り三振。最後は渾身のスローカーブを振らせ、ワンポイントのミッションを見事に果たした。
8回から登板した増井は、1イニングをピシャリ。軸となる直球、フォークでしっかり空振りを奪い、6番フローレスから三振をマーク。7番ソーサは見事なフィールディングでピッチャーゴロに仕留めた。
継投での誤算が続いた侍ジャパンだったが、相手の勢いを止めたのは、やはりリリーフ経験豊富な二人。特に今季39セーブを挙げた増井は、5年連続50試合登板の実力を見せつけた。
チームはサヨナラ勝ちしたが、今大会はタイブレーク制を採用しており、延長に入った場合は無死一、二塁の状況で再開されるところだった。今後の戦いを見据えても、与四死球率が低く、三振奪取率の高い増井の存在が、より頼もしく映った。
○ 日本 6x - 5 メキシコ ●
<11月11日 台湾・天母>
メキシコの粘りに苦しんだ侍ジャパンだったが、最後は中田翔(日本ハム)のサヨナラ打でB組では唯一となる連勝スタートを切った。
小久保裕紀監督は試合後「これが国際大会の怖さ。途中から勝ってる気分じゃなかったが、勝ち切ったことが一番よかった」と安堵した。
誤算だったのが投手陣。先発の前田健太(広島)は5回を2失点でまとめたが、メキシコ打線に粘られ「行ける」という空気を与えてしまった。2番手の西勇輝(オリックス)、3番手の大野雄大(中日)は慣れないリリーフに苦戦し、小久保監督は「いつもと違うポジションでやってもらう難しさが出た」と振り返った。
投手陣で光ったのが、4番手の牧田和久(西武)と5番手の増井浩俊(日本ハム)。牧田は1点差に迫られ、なおも二死三塁のピンチで、先制ソロを放っている4番R.ロペスを空振り三振。最後は渾身のスローカーブを振らせ、ワンポイントのミッションを見事に果たした。
8回から登板した増井は、1イニングをピシャリ。軸となる直球、フォークでしっかり空振りを奪い、6番フローレスから三振をマーク。7番ソーサは見事なフィールディングでピッチャーゴロに仕留めた。
継投での誤算が続いた侍ジャパンだったが、相手の勢いを止めたのは、やはりリリーフ経験豊富な二人。特に今季39セーブを挙げた増井は、5年連続50試合登板の実力を見せつけた。
チームはサヨナラ勝ちしたが、今大会はタイブレーク制を採用しており、延長に入った場合は無死一、二塁の状況で再開されるところだった。今後の戦いを見据えても、与四死球率が低く、三振奪取率の高い増井の存在が、より頼もしく映った。