右肘の故障で一軍登板から遠ざかっていたヤクルトの館山昌平が、今季6勝をマークし復活。14年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。来季、館山のように故障から復活に期待がかかる選手がいる。
中日の岩瀬仁紀がその一人。岩瀬は99年にプロ入り1年目から13年までNPB記録となる15年連続50試合登板を達成し、通算セーブ数も歴代1位の402セーブと輝かしい実績を持つ。
しかし、左肘痛の影響で昨年8月6日の広島戦を最後に一軍登板がない。今年の春季キャンプは、ブルペンでの投球に細心の注意を払っていたが、2度目の投球練習中に違和感を覚え途中で切り上げた。
その後は、左肘の状態が上がらず、ブルペンでの投球を本格的に再開したのは秋口に入ってから。今季は苦しいシーズンになったが、地道にトレーニングを重ね、なんとか来年投げられる状態まで回復した。岩瀬が不在の間、若手リリーフ陣が苦しんだだけに、復活が待たれる。
野手では、阪神の西岡剛の復活が期待される。西岡はロッテ時代の10年にスイッチヒッターで初めてシーズン200安打を達成。阪神移籍後は、1年目に打率.290を記録した。だが、近年は度重なる故障で今季の一軍出場は50試合のみ。
2年連続で故障に泣かされたこともあり、置かれている状況は年々厳しくなっている。今季は上本博紀と二塁のレギュラーを争ったが、キャンプ終盤に西岡は三塁へコンバート。開幕から三塁で出場していたが、シーズン途中に右肘を痛め離脱。シーズン終盤に代打のみで復帰したが、完全復活にはほど遠いものだった。
来季に向けて西岡は、再び二塁でレギュラーを目指す考えを金本知憲監督に伝え、指揮官もそれを了承。ただ、来春のキャンプで首脳陣が二塁では厳しいと判断した場合、外野にコンバートとなる。
厳しい立場になったが、西岡は来年32歳とまだ若い。レギュラー争いに制し、来季は2年間の悔しさを晴らしたいところだ。
その他、松坂大輔(ソフトバンク)、武田久(日本ハム)、由規(ヤクルト)、比嘉幹貴(オリックス)なども故障からの復活に期待したい。
中日の岩瀬仁紀がその一人。岩瀬は99年にプロ入り1年目から13年までNPB記録となる15年連続50試合登板を達成し、通算セーブ数も歴代1位の402セーブと輝かしい実績を持つ。
しかし、左肘痛の影響で昨年8月6日の広島戦を最後に一軍登板がない。今年の春季キャンプは、ブルペンでの投球に細心の注意を払っていたが、2度目の投球練習中に違和感を覚え途中で切り上げた。
その後は、左肘の状態が上がらず、ブルペンでの投球を本格的に再開したのは秋口に入ってから。今季は苦しいシーズンになったが、地道にトレーニングを重ね、なんとか来年投げられる状態まで回復した。岩瀬が不在の間、若手リリーフ陣が苦しんだだけに、復活が待たれる。
野手では、阪神の西岡剛の復活が期待される。西岡はロッテ時代の10年にスイッチヒッターで初めてシーズン200安打を達成。阪神移籍後は、1年目に打率.290を記録した。だが、近年は度重なる故障で今季の一軍出場は50試合のみ。
2年連続で故障に泣かされたこともあり、置かれている状況は年々厳しくなっている。今季は上本博紀と二塁のレギュラーを争ったが、キャンプ終盤に西岡は三塁へコンバート。開幕から三塁で出場していたが、シーズン途中に右肘を痛め離脱。シーズン終盤に代打のみで復帰したが、完全復活にはほど遠いものだった。
来季に向けて西岡は、再び二塁でレギュラーを目指す考えを金本知憲監督に伝え、指揮官もそれを了承。ただ、来春のキャンプで首脳陣が二塁では厳しいと判断した場合、外野にコンバートとなる。
厳しい立場になったが、西岡は来年32歳とまだ若い。レギュラー争いに制し、来季は2年間の悔しさを晴らしたいところだ。
その他、松坂大輔(ソフトバンク)、武田久(日本ハム)、由規(ヤクルト)、比嘉幹貴(オリックス)なども故障からの復活に期待したい。