巨人は2日、西武からFA宣言した脇谷亮太と来季の契約をしたことを発表した。

　脇谷は2005年に大学・社会人ドラフト5位で巨人に入団し、8年間在籍。10年には自己最多の132試合に出場した。13年オフFA宣言で巨人へ移籍した片岡治大の人的補償で、西武に移籍。15年は118試合に出場して、打率.294を記録。シーズン終盤には3番の打順を任されるなど、貴重な働きを見せていた。

　移籍先となる巨人の陣容を見ると、内野のポジションを複数こなすことができる井端弘和が引退し、内野守備走塁コーチに就任。3年ぶりに古巣のユニフォームに袖を通す脇谷は、層が薄くなった内野のポジションを埋める働きが期待される。