現役続行か引退かで注目を集めていた広島の黒田博樹は8日、来季も現役を続けることが決まった。
現役続行が決まった黒田は、来季日米通算200勝達成の期待がかかる。日本で通算200勝を最後に達成したのは、08年の山本昌(中日)。仮に黒田が来季、日米通算200勝達成すれば、山本昌以来8年ぶりの快挙となる。
日米通算200勝を目指す黒田は、96年ドラフト2位で広島に入団。1年目に6勝をマークしたが、2年目以降は1勝、5勝、9勝と今ひとつ伸び悩んでいた。初めて二ケタ勝利を達成したのは、プロ5年目。この年12勝をマークし、広島のエースに成長。その後は力強いストレートを武器に、メジャー挑戦前の07年までに通算103勝を挙げた。
08年のメジャー挑戦後は、ストレート主体からツーシームを主体の投球スタイルに変更。最初の2年間は9勝、8勝と二ケタ勝利に届かなかったが、10年から5年連続二ケタ勝利。メジャーを代表する強打者を次々にねじ伏せていった。
そして昨オフ、約20億円のメジャーオファーを断り、8年ぶりに広島に復帰。今季は、復帰後初戦のヤクルト戦で初勝利を挙げると、故障で登録抹消した時期もあったが、11勝をマーク。
今季終了した時点で黒田の日米通算勝利数は193。日米通算6年連続二ケタ勝利を記録していることを考えれば、来季中の記録達成は濃厚。もし200勝を達成すれば、大卒出身では藤本英雄、若林忠志、杉下茂、村山実に続き5人目の快挙なる。
黒田博樹
【日米通算成績】
509試 193勝176敗1S 防3.53
【日本通算成績】
297試 114勝97敗1S 防3.59
【メジャー通算】
212試合 79勝79敗0S 防3.45
現役続行が決まった黒田は、来季日米通算200勝達成の期待がかかる。日本で通算200勝を最後に達成したのは、08年の山本昌(中日)。仮に黒田が来季、日米通算200勝達成すれば、山本昌以来8年ぶりの快挙となる。
日米通算200勝を目指す黒田は、96年ドラフト2位で広島に入団。1年目に6勝をマークしたが、2年目以降は1勝、5勝、9勝と今ひとつ伸び悩んでいた。初めて二ケタ勝利を達成したのは、プロ5年目。この年12勝をマークし、広島のエースに成長。その後は力強いストレートを武器に、メジャー挑戦前の07年までに通算103勝を挙げた。
08年のメジャー挑戦後は、ストレート主体からツーシームを主体の投球スタイルに変更。最初の2年間は9勝、8勝と二ケタ勝利に届かなかったが、10年から5年連続二ケタ勝利。メジャーを代表する強打者を次々にねじ伏せていった。
そして昨オフ、約20億円のメジャーオファーを断り、8年ぶりに広島に復帰。今季は、復帰後初戦のヤクルト戦で初勝利を挙げると、故障で登録抹消した時期もあったが、11勝をマーク。
今季終了した時点で黒田の日米通算勝利数は193。日米通算6年連続二ケタ勝利を記録していることを考えれば、来季中の記録達成は濃厚。もし200勝を達成すれば、大卒出身では藤本英雄、若林忠志、杉下茂、村山実に続き5人目の快挙なる。
黒田博樹
【日米通算成績】
509試 193勝176敗1S 防3.53
【日本通算成績】
297試 114勝97敗1S 防3.59
【メジャー通算】
212試合 79勝79敗0S 防3.45