前半戦を首位で折り返しながら、最下位に終わったDeNA。先発陣は昨季、久保康友、井納翔一、モスコーソ、山口俊の4人で40勝を挙げたが、今季は4人で19勝。規定投球回に到達した投手はいなかった。そんな中、サウスポーの砂田毅樹、石田健大の2人が奮投。
砂田は13年育成ドラフト1位でDeNAに入団し、今季途中から支配下登録された。6月14日の日本ハム戦でプロ初登板を果たす。敗戦投手にはなったが、5回まで無失点に抑える好投など、大谷翔平(日本ハム)と互角に投げ合った。プロ初勝利は、7月8日の広島戦。DeNAの先発左腕では13年9月19日にソト以来、657日ぶりの白星となった。その後、先発ローテーションに定着し、14試合に登板して3勝5敗、防御率3.20。背番号も『68』から今季まで高橋尚成が付けていた『47』に変更となり、今季以上の活躍を見せたいところ。
来季2年目を迎える石田も、砂田と同じようにシーズン後半から一軍に定着した。石田は法政大からドラフト2位で入団。ドラフト1位の山崎康晃とともに、即戦力としての働きが求められた。しかし、左肩痛の影響で初登板は7月14日の巨人戦と大きく出遅れる。それでも、後半戦は先発ローテーションの一員として投げ、安定した投球を披露。2年目の来季は、飛躍の年にしたい。
さらに、10月に行われたドラフト会議で今永昇太(駒沢大)を1位で獲得に成功した。今永は左の先発として期待され、ラミレス新監督は指名あいさつで「最初の巨人戦で勝ってもらいたい」と話すほど。背番号も横浜時代エースとして98年のリーグ優勝、日本一の立役者となった野村弘樹氏が現役時代付けていた『21』に決定。守護神・山崎康に続き、DeNAから2年連続新人王獲得を目指す。
また、DeNAの左先発投手では、05年の土肥義弘以来、二ケタ勝利を達成していない。砂田、石田、今永の3人は来季、先発ローテーション定着とともに、チームサウスポー11年ぶりの二ケタ勝利に期待がかかる。
今季成績:14試 3勝5敗 防3.20
石田健大
今季成績:12試 2勝6敗 防2.89
砂田は13年育成ドラフト1位でDeNAに入団し、今季途中から支配下登録された。6月14日の日本ハム戦でプロ初登板を果たす。敗戦投手にはなったが、5回まで無失点に抑える好投など、大谷翔平(日本ハム)と互角に投げ合った。プロ初勝利は、7月8日の広島戦。DeNAの先発左腕では13年9月19日にソト以来、657日ぶりの白星となった。その後、先発ローテーションに定着し、14試合に登板して3勝5敗、防御率3.20。背番号も『68』から今季まで高橋尚成が付けていた『47』に変更となり、今季以上の活躍を見せたいところ。
来季2年目を迎える石田も、砂田と同じようにシーズン後半から一軍に定着した。石田は法政大からドラフト2位で入団。ドラフト1位の山崎康晃とともに、即戦力としての働きが求められた。しかし、左肩痛の影響で初登板は7月14日の巨人戦と大きく出遅れる。それでも、後半戦は先発ローテーションの一員として投げ、安定した投球を披露。2年目の来季は、飛躍の年にしたい。
さらに、10月に行われたドラフト会議で今永昇太(駒沢大)を1位で獲得に成功した。今永は左の先発として期待され、ラミレス新監督は指名あいさつで「最初の巨人戦で勝ってもらいたい」と話すほど。背番号も横浜時代エースとして98年のリーグ優勝、日本一の立役者となった野村弘樹氏が現役時代付けていた『21』に決定。守護神・山崎康に続き、DeNAから2年連続新人王獲得を目指す。
また、DeNAの左先発投手では、05年の土肥義弘以来、二ケタ勝利を達成していない。砂田、石田、今永の3人は来季、先発ローテーション定着とともに、チームサウスポー11年ぶりの二ケタ勝利に期待がかかる。
砂田と石田の今季成績
砂田毅樹今季成績:14試 3勝5敗 防3.20
石田健大
今季成績:12試 2勝6敗 防2.89