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村田真、高代、進藤ヘッド 新人監督を支える参謀たち

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09年の第2回WBCでは、内野守備走塁コーチして日本の連覇に貢献した現阪神の高代延博コーチ(左端)[Getty images]
 今オフは巨人の高橋由伸監督、阪神の金本知憲監督、そしてDeNAのアレックス・ラミレス監督と、選手時代に輝かしい実績を残した新人監督が次々に誕生した。しかし、指導者としての手腕は未知数。だからこそ「ヘッドコーチ」や「チーフコーチ」と呼ばれる“参謀”の存在が重要になりそうだ。

 高橋監督となる巨人は、これまで打撃、総合コーチを歴任してきた村田真一氏を、来季のヘッドコーチに据えた。今季は川相昌弘コーチが同ポストを担い、原監督不在時は監督代行としてその手腕を発揮したが、同コーチは来季から新設される三軍監督に就任する。

 コーチ陣の顔ぶれが大きく変わった阪神は、今シーズン作戦兼内野守備走塁コーチを務めた高代延博コーチをヘッドに配置転換した。WBCなど国際大会での経験も豊富な同コーチが、金本監督をどう支えていくか注目だ。DeNAは中畑体制と変わらず、16年も進藤達哉ヘッドコーチがラミレス監督を支えることになる。

 梨田新体制となる楽天は、星野政権をチーフコーチとして支えた仁村徹氏を、再び一軍ヘッドコーチに配した。代行の肩書が取れた福良淳一監督率いるオリックスは、ロッテでの監督経験もある西村徳文氏をヘッドコーチとして招へい。パ・リーグを知り尽くす宮崎出身コンビが、低迷したチームをどう建て直すか注目だ。

 振り返れば今季も、両リーグを制したのは就任1年目の新人監督だった。ヤクルトは真中満監督の下に38歳の三木肇コーチを作戦兼内野守備走塁コーチとして配し、チームは選手、首脳陣が一丸となり、本拠地で14年ぶりの優勝を成し遂げた。その三木コーチは来季から「ヘッド兼内野守備走塁コーチ」に昇格する。

 圧倒的な強さで日本一連覇を果たしたソフトバンクも、経験豊富な佐藤義則投手チーフコーチ、藤井康雄打撃チーフコーチが工藤公康監督を支えた。14年も秋山幸二監督、小川史ヘッドコーチの下、リーグ制覇と日本一を成し遂げたが、新体制でも変わらぬ強さを誇り、黄金期突入を印象付けた。

 来る16年シーズン、指揮官として華々しいキャリアを歩み始めるのはいったいどの監督か――。それを支える参謀たちにも注目したい。
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